なぜあの人は運が強いのか

中谷彰宏(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社/
• 発売年月日: 1997/06/05
• JAN: 9784478701331

商品レビュー

2005/03/13

ビジネスをしている人だったらもっと影響が受けれると思います。私はまだ学生なので、働いたらもう一度読んでみたいな。

1997/06/13

アイデアを考えることは、自分と相手が交互に打っていく、将棋みたいなゲームです。
一人で考えていると、一人で何手でも続けて打ってしまう。
ところが、将棋と同じで、相手と向かい合うと攻められたら困る手がいっぱい見えてくる。
これが、将棋が上手になっていくプロセスです。
アイデアを考えた時に、「ああ、ここを突っ込まれたらどうしよう。あそこを突っ込まれたらどうしよう」と思い浮かぶようになったら、一人前です。
その永遠の繰り返しで、あなたのアイデアはぐんぐんよくなっていく。(p.113)
アンケートは3問が限度です。
それ以上あるものは絞り込んでください。
100問の質問を考えて、そのうちの3つまでに絞る。
本当の質問は、1つだけです。
質問を3つに分けていても、要は1つの質問なのです。
100の質問をつくるよりは、100の答えを予想しましょう。
答えを予測することにエネルギーを注ぎましょう。
1つの質問に対して、100の答えを予想する。
それでも、予想しなかった答えが、5つくらいは返ってきます。
この「予想もしなかった5つの答え」が大事なのです。
この5つの答えがヒット商品を生み出すヒントになるのは、100の答えを予想していたからなのです。(p.161)
ものを考える時は、まず数を多く出すことです。
100手考えて指す一手と、1手しか考えてないで指す一手では、全然違うのです。(p.167)