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ひとつのポケットから出た話 ベスト版 文学のおくりもの
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ひとつのポケットから出た話 ベスト版 文学のおくりもの

カレル・チャペック(著者), 栗栖継(訳者)

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ひとつのポケットから出た話 ベスト版 文学のおくりもの

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社/
発売年月日 1997/08/05
JAN 9784794912428

ひとつのポケットから出た話

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2025/03/23

 むか〜し読んだ星新一さんを思いだす、滋味ゆたかな本でした。  本の概要をみると「ミステリ」とありますが、ちょっと違うように感じます。警察やら判事さん、憲兵さんが登場しますが、作者のカレル・チャペックさんは事件ではなく、人間のありように関心があるみたいです。  本編313ページに...

 むか〜し読んだ星新一さんを思いだす、滋味ゆたかな本でした。  本の概要をみると「ミステリ」とありますが、ちょっと違うように感じます。警察やら判事さん、憲兵さんが登場しますが、作者のカレル・チャペックさんは事件ではなく、人間のありように関心があるみたいです。  本編313ページに短編が24編です。だからひとつひとつが短くてショート・ショート的な短編集です。  友人が「カレル・チャッペク読むなら、まずこの一冊で作風を感じてみたら」とすすめてくれました。読むと思いだしました、わたしの貧弱な読書経験のなかから、小中学生の時に読んだ星新一さんです。この本はSFではないけど、ユーモアある文章です。  カレルさんの文章は、モーツァルトの音楽みたいに次から次に言葉があふれてくる感じ、1929年に出版されたとは思えない、いきいきした文章です。  それにピッタリのチャペック兄弟の兄ヨゼフさんのイラストも楽しいです。  小中学生の頃に読んだ星新一さんの小説がどんなだったか、ほとんど思いだせないです。それでも最後のオチで「なるほどなぁ」となった気持ちは覚えています。  ところがこの本のオチは、わたしには難しかったです。幾重にもかさなった複雑さを感じます。  一度読んだだけではよくわからず、何度もよんでしまいました。ヨーロッパで培われてきた教養というものが、わたしにはないんでしょうね。翻訳の栗栖継(くりす・けい)さんは解説で「哲学的」と表現されています。  「ユーモア」とか「皮肉」とか、ひとことではまとめられないように思いました。そこが味わい深く、楽しいところです。  この本は、もし機会があったなら、「文学コーチ」のかたと感想をのべあい、お話したいと思える一冊でした。

Posted by ブクログ

2009/10/26

 いくら探しても見つからない菊の花はどこに? 雪道から消えた不思議な足跡は? 妻を疑う男に届いた謎の手紙とは? 人間の心のゆらめきを、愛情あふれる絶妙のユーモアで描き出した珠玉のミステリ24編。 <Amazonより>  「ひとつのポケットから出た話」という題名がまさにしっくりくる...

 いくら探しても見つからない菊の花はどこに? 雪道から消えた不思議な足跡は? 妻を疑う男に届いた謎の手紙とは? 人間の心のゆらめきを、愛情あふれる絶妙のユーモアで描き出した珠玉のミステリ24編。 <Amazonより>  「ひとつのポケットから出た話」という題名がまさにしっくりくるような作品集。一つ一つは小品なれど、人間の心理の内側をヒョイっと切り出して渡してくれる、そんな話がいっぱい。ブラックユーモアや教訓めいた話が多く、少し考えさせられる短編集でした。個人的には、妻を疑う男に謎の手紙が届く「絶対の証拠」、最後の数行の為に書かれた「レシート」などが好き。読んでいて感じましたが、なんだか落語に通じるところがあります。

Posted by ブクログ