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女ざかり 文春文庫
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女ざかり 文春文庫

丸谷才一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1996/04/10
JAN 9784167138127

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商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2010/05/28

女主人公の書いた新聞…

女主人公の書いた新聞記事が随所にでてきてそれの内容がおもしろい。

文庫OFF

2019/09/18

ぼくは本作の美点をいくつも挙げることが出来ます。 まず何と言っても、内容。 舞台となる大手新聞社は、政府の土地を払い下げてもらい、そこへ新社屋を建てる構想を持っています。 ところがこの構想が頓挫してしまいます。 原因を作ったのは、主人公の美人論説委員・南弓子。 弓子の書いたコラム...

ぼくは本作の美点をいくつも挙げることが出来ます。 まず何と言っても、内容。 舞台となる大手新聞社は、政府の土地を払い下げてもらい、そこへ新社屋を建てる構想を持っています。 ところがこの構想が頓挫してしまいます。 原因を作ったのは、主人公の美人論説委員・南弓子。 弓子の書いたコラムが政府関係者の逆鱗に触れてしまったのです。 社の上層部は事なきを得ようと、弓子を事業局へと左遷させるべく動きます。 ここから物語が大きく展開します。 弓子は同僚や友人・知人、恋人と伝手を頼り、あの手この手で事態を解決しようと画策します。 結果、どうなるかは言わぬが花でしょう。 ただ、ストーリーは実に起伏に富んで面白い。 優れたエンターテインメント作品と言えましょう。 最後まで読んで、この作品のテーマ(の少なくとも1つ)が「贈与」なのだと感じた次第。 ギブ&テイク。 政府と新聞社との間の土地のやり取りしかり、書き手としても優秀な弓子と、記事のからきし書けない論説委員・浦野の関係しかり、それから弓子と不倫関係にある恋人の豊崎の関係も「贈与」が介在しています。 そして、この関係が崩れた時、必ず「修羅場」が訪れているのです。 何とまあ凝った作りなのでしょう。 それだけじゃありません。 丸谷の博識ぶりが随所に発揮されていて読ませます。 特に哲学方面の知識はすごいと舌を巻くレベル。 しかも丸谷の場合、博識ぶりを披歴しても鼻につくのは稀です。 憲法改正ではなく、「憲法廃止」のくだりも印象に残りました。 それからユーモアね。 弓子が首相を問い詰める場面は愉快で何度も吹き出しました。 実作者としては、油断すると通俗的になりそうな設定なのに、文学的な強度を一貫して保っているのは、さすが丸谷と思いました。 痴話喧嘩も丸谷が書けば、高尚な文学になるんだから、もう逆立ちしたって敵いません。 ただただ脱帽。

Posted by ブクログ

2018/11/04

※弓子のコラムが何故水子供養批判になるのかよくわからない。住んでる世界が小説と違いすぎてるからか、いまひとつリアリティが感じられなかった。

Posted by ブクログ

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