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あいにくの雨で 講談社ノベルス
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あいにくの雨で 講談社ノベルス

麻耶雄嵩(著者)

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あいにくの雨で 講談社ノベルス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1996/05/07
JAN 9784061819078

あいにくの雨で

¥220

商品レビュー

3.3

21件のお客様レビュー

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2010/05/28

麻耶雄嵩が大好きな人…

麻耶雄嵩が大好きな人には逆に向いていないのではないかと思った。結構まともに話が解決するから。

文庫OFF

2010/05/28

ある塔において三度殺…

ある塔において三度殺人事件が起こる。しかもその塔に行った被害者の足跡だけが残されている。しかしこれだけでは終わらない。やはり摩耶作品は特殊。13章、つまり、事件の核となる足跡のない殺人の真相を語るところから話がはじまる。型破りすぎて評価できないが、トリックは良(高木彬光作品にも同...

ある塔において三度殺人事件が起こる。しかもその塔に行った被害者の足跡だけが残されている。しかしこれだけでは終わらない。やはり摩耶作品は特殊。13章、つまり、事件の核となる足跡のない殺人の真相を語るところから話がはじまる。型破りすぎて評価できないが、トリックは良(高木彬光作品にも同様のものが見られる)。結局謎を残したまま終わるのは納得がいかない。犯人は普通。

文庫OFF

2016/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまた摩耶ワールド炸裂の一作か。 立て続けの密室殺人と複雑な人間関係に始まり、主人公達が通う高校を舞台にした諜報戦もどきの生徒会の駆け引き、異質の話が並行して描かれる。しかもどちらも微に入り細に入り描きこまれている。 しかし、この生徒会絡みの話は全く必要ないし、密室殺人の種明かしも中途半端。謎だけが提起されているが、その落ちは弱く、ロジックで片付けているが動機も含めて釈然としない。 確かに意外な犯人設定で、探偵役が犯人で、ワトソン役が犯人を暴くというラストは意表を突くが、そこに至るまでの筋道は粗すぎる。不要なまでの主人公の心理描写、退屈な高校スパイ戦?の描写が多くて読んでてダレた。 登場人物も意味もないキャラも多いし、もう少し刈り込んだ方が遥かに面白くなったのでは? 謎の設定や捻った犯人像は面白いだけに残念な一作。

Posted by ブクログ

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