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クリスマスの木
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クリスマスの木

ジュリー・サラモン(著者), 中野恵津子(訳者), ジルウェーバー

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クリスマスの木

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1996/11/10
JAN 9784105340018

クリスマスの木

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2017/01/10

後悔した。ワシがニューヨーク・ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見たのはつい二週間前のクリスマスイブ。なぜその前にこの本に出会ってなかったのだろう!……って、行ったポストをキッカケに教えて頂いたので当然なんだけど、ついほぞを噛んだ。 世界で最も有名なクリスマスツリーを作...

後悔した。ワシがニューヨーク・ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見たのはつい二週間前のクリスマスイブ。なぜその前にこの本に出会ってなかったのだろう!……って、行ったポストをキッカケに教えて頂いたので当然なんだけど、ついほぞを噛んだ。 世界で最も有名なクリスマスツリーを作る造園師と木を提供したシスターの物語。掛け替えのない「トゥリー」に込められた思いに、寂しくも暖かい気持ちに。ニューヨークと対比するようなブラッシュ・クリークの美しい描写や、それを補完する挿絵、そして装丁も素晴らしく、伏線の回収も見事。

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2011/11/23

大事な木をクリスマスツリーにする話。 10年以上前に一度読んだ。 好きとか感動したとかいうんじゃなくて、ただ印象に残った。 表紙も覚えてる。 これは「献身」なのかな。 読んだ頃納得が行かなかったのは、木を擬人化して考えていたからだと思う。(だいたいアンデルセンのせい) 生殺与奪...

大事な木をクリスマスツリーにする話。 10年以上前に一度読んだ。 好きとか感動したとかいうんじゃなくて、ただ印象に残った。 表紙も覚えてる。 これは「献身」なのかな。 読んだ頃納得が行かなかったのは、木を擬人化して考えていたからだと思う。(だいたいアンデルセンのせい) 生殺与奪をおともだちが握っているってのが、どうにも身勝手に思えた。 その辺がひっかかったから覚えていたのかもしれない。 2011/11/26 再読 記憶にある通りの絵とストーリーだけど、私の見方が少し変わってる。 献身は関係なかった。 最初は単純に、「無残に老いさらばえる様を見るくらいならいっそこの手で・・・!」みたいなことかと思った。 だから、嵐で倒れるような死に方を認められないのはアメリカ的だなと思った。 今もそれはいかがなものかと思う。 だけどどうもそれだけでもない。 シスターがもみの木をさしだすのは、華々しく散らせてやりたいばかりでもなく、子供たちの笑顔のために差し出しましょうってわけでもない。 じゃあなんで?っていうのが中々よくわからなくてもやもやしていた。 多分、シスターがわかってないから読んでる私もわからなかったんだろう。 主人公と長年つきあって、主人公の仕事への愛が(主人公よりも)わかって、クリスマスツリーに対する考え方が変化してきたから、クリスマスツリーが選択肢に入ったということなのかな。 薄い本なんだけど時間の長さが丁寧に穏やかに描かれていて、話全体が優しい。

Posted by ブクログ

2011/09/30

小川洋子さんのエッセイ「博士の本棚」で紹介されていたので読んでみました。 私にも、シスター・アンソニーにとってのトゥリーと同じくらい大事な友達がいるので、別れのシーンで切なくなりました。 “私”の植物への愛情、シスター・アンソニーのトゥリーへの愛情が伝わって、温かな気持ちになれる...

小川洋子さんのエッセイ「博士の本棚」で紹介されていたので読んでみました。 私にも、シスター・アンソニーにとってのトゥリーと同じくらい大事な友達がいるので、別れのシーンで切なくなりました。 “私”の植物への愛情、シスター・アンソニーのトゥリーへの愛情が伝わって、温かな気持ちになれる作品です。 二人に大切に思われたトゥリーも、きっと幸せだったでしょう。

Posted by ブクログ

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