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クリスマスの木 の商品レビュー

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2017/01/10

後悔した。ワシがニューヨーク・ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見たのはつい二週間前のクリスマスイブ。なぜその前にこの本に出会ってなかったのだろう!……って、行ったポストをキッカケに教えて頂いたので当然なんだけど、ついほぞを噛んだ。 世界で最も有名なクリスマスツリーを作...

後悔した。ワシがニューヨーク・ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見たのはつい二週間前のクリスマスイブ。なぜその前にこの本に出会ってなかったのだろう!……って、行ったポストをキッカケに教えて頂いたので当然なんだけど、ついほぞを噛んだ。 世界で最も有名なクリスマスツリーを作る造園師と木を提供したシスターの物語。掛け替えのない「トゥリー」に込められた思いに、寂しくも暖かい気持ちに。ニューヨークと対比するようなブラッシュ・クリークの美しい描写や、それを補完する挿絵、そして装丁も素晴らしく、伏線の回収も見事。

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2014/12/14

大事な木をクリスマスツリーにする話。 10年以上前に一度読んだ。 好きとか感動したとかいうんじゃなくて、ただ印象に残った。 表紙も覚えてる。 これは「献身」なのかな。 読んだ頃納得が行かなかったのは、木を擬人化して考えていたからだと思う。(だいたいアンデルセンのせい) 生殺与奪...

大事な木をクリスマスツリーにする話。 10年以上前に一度読んだ。 好きとか感動したとかいうんじゃなくて、ただ印象に残った。 表紙も覚えてる。 これは「献身」なのかな。 読んだ頃納得が行かなかったのは、木を擬人化して考えていたからだと思う。(だいたいアンデルセンのせい) 生殺与奪をおともだちが握っているってのが、どうにも身勝手に思えた。 その辺がひっかかったから覚えていたのかもしれない。 2011/11/26 再読 記憶にある通りの絵とストーリーだけど、私の見方が少し変わってる。 献身は関係なかった。 最初は単純に、「無残に老いさらばえる様を見るくらいならいっそこの手で・・・!」みたいなことかと思った。 だから、嵐で倒れるような死に方を認められないのはアメリカ的だなと思った。 今もそれはいかがなものかと思う。 だけどどうもそれだけでもない。 シスターがもみの木をさしだすのは、華々しく散らせてやりたいばかりでもなく、子供たちの笑顔のために差し出しましょうってわけでもない。 じゃあなんで?っていうのが中々よくわからなくてもやもやしていた。 多分、シスターがわかってないから読んでる私もわからなかったんだろう。 主人公と長年つきあって、主人公の仕事への愛が(主人公よりも)わかって、クリスマスツリーに対する考え方が変化してきたから、クリスマスツリーが選択肢に入ったということなのかな。 薄い本なんだけど時間の長さが丁寧に穏やかに描かれていて、話全体が優しい。

Posted byブクログ

2009/11/07

中学生の時に図書室で借りてすごく気に入った本。 ストーリーはうろ覚えだけど、心温まる物語だった。 是非また読み返したい一冊。

Posted byブクログ