1,800円以上の注文で送料無料

幾世の橋
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

幾世の橋

澤田ふじ子(著者)

追加する に追加する

幾世の橋

定価 ¥2,530

220 定価より2,310円(91%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

10/2(水)~10/7(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1996/11/30
JAN 9784103760054

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

10/2(水)~10/7(月)

幾世の橋

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/11/04

主人公、重松が庭師として奉公し、一人前になっていく。 両親、自分を庭師へと導いてくれた兄弟子の銕蔵、そして自らの哀しい運命、幼馴染で刀剣研ぎの職人として奉公する八十吉など、周囲を取り囲む登場人物たちの話にも引き込まれた。 江戸時代の市井もので、京都が舞台のものを初めて読んだ。こ...

主人公、重松が庭師として奉公し、一人前になっていく。 両親、自分を庭師へと導いてくれた兄弟子の銕蔵、そして自らの哀しい運命、幼馴染で刀剣研ぎの職人として奉公する八十吉など、周囲を取り囲む登場人物たちの話にも引き込まれた。 江戸時代の市井もので、京都が舞台のものを初めて読んだ。この時代って職業の選択なんてできないものだと思っていたけれど、重松や八十吉のように、自分の身分の範囲内で色々考え、悩み夢を持つことも出来たのだと知った。 また、庭師が主人公なので、庭についても詳しく書かれている。 日本の庭は、中世、人々から不当な差別をうけてきた社会の最下層、貧しく蔑まれた人々の手でつくられたものが日本人の精神文化を形づくるものにまでなっている。銕蔵が語る慈照寺の庭の話には驚いたけれど、庭も自然の一部であり、自然の移ろいと共に刻々と変化していくものなのだと改めて気づかされた。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品