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蝶の物語たち
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蝶の物語たち

ウィリアム・T.ヴォルマン(著者), 山形浩生(訳者)

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蝶の物語たち

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商品詳細

内容紹介 内容:蝶少年.ウルリッヒとドクタ-.ベナドリルをもっと,とジャ-ナリストは泣き言.新妻.回答.わたしならそんなニヤつきませんけどね.苦痛の娼館.結婚地雷
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 1996/12/20
JAN 9784560046166

蝶の物語たち

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2004/10/25

素人が撮影したデジタルビデオカメラの映像のように視点がぶれまくる。目の前でひとつひとつはどうでもいい情報が目まぐるしく乱れ飛んで脳味噌がちかちかする。レコードを同時に何枚も聞いているような生々しい喧しさ、騒々しさがとりあえずこの小説の特徴で、それは細切れの章構成の効果?というより...

素人が撮影したデジタルビデオカメラの映像のように視点がぶれまくる。目の前でひとつひとつはどうでもいい情報が目まぐるしく乱れ飛んで脳味噌がちかちかする。レコードを同時に何枚も聞いているような生々しい喧しさ、騒々しさがとりあえずこの小説の特徴で、それは細切れの章構成の効果?というよりももっと文章自体の特徴じゃないかという気もする。けっこう読みにくい。意味がとりにくい。そんなことは基本的にどうでもいいのだがシンタックスが狂っていることもままあり、推敲してないんじゃないかと疑ってしまうほどの感性のまま垂れ流された(ある意味での)悪文に、読んでいると苛々してくることもあったが、それでもぼんやりと読み続けていると時折、はっとするほど美しい比喩表現が出てきたりしてこれが油断できない。それと、読んだ人なら誰でも指摘できるどうでもいい特徴なのかもしれないが、この小説にはとにかく「色」の記述が半端じゃなく頻発する。頭おかしいのかと思うほど、破綻をきたしていると言いたくなるほど、「色」の記述が多い。確か同じ作者で虹をモチーフにした有名な作品があってたぶんまだ邦訳は出ていないけれど、この作家の固執の拠点がそれなのかもしれない。小説の中に色の記述が多く出てくるとどうなるかというと、たぶん読んでいる人間が一色のイメージで物事をとらえにくくなって、簡単な解釈、単一の物差しでの判断を小説自体が拒むということが起こってくるのでは?また賑やかな印象の源泉もそこだろう。もう少し読んでいる間は色んなことを考えていたのだが、忘れてしまった。とりあえず一筋縄ではいかない、と紋切り型に言ってみても収まりは悪く、もうすこしあとまでこの小説のことをひきずってしまいそう。

Posted by ブクログ

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