1,800円以上の注文で送料無料

母なる自然のおっぱい 新潮文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

母なる自然のおっぱい 新潮文庫

池澤夏樹(著者)

追加する に追加する

母なる自然のおっぱい 新潮文庫

定価 ¥470

220 定価より250円(53%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1996/02/01
JAN 9784101318141

母なる自然のおっぱい

¥220

商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

環境問題って言っても…

環境問題って言ってもありきたりではないことが書かれているので、ためになります

文庫OFF

2010/05/28

捕鯨禁止・反対運動、…

捕鯨禁止・反対運動、旅、冒険などについても書かれた本。少し考えさせられる。

文庫OFF

2014/11/30

人間と自然との関係について著者が自由に語ったエッセイです。 本書のテーマの一つとして、人間と自然の「尺度」ということがあげられるのではないかと思います。著者は本書の冒頭で、人間にリンゴを分け与えようとするオランウータンの話を紹介しています。また、原ひろ子の『ヘヤー・インディアン...

人間と自然との関係について著者が自由に語ったエッセイです。 本書のテーマの一つとして、人間と自然の「尺度」ということがあげられるのではないかと思います。著者は本書の冒頭で、人間にリンゴを分け与えようとするオランウータンの話を紹介しています。また、原ひろ子の『ヘヤー・インディアンとその世界』を読んで、狩猟とは動物と人間との知恵比べだとみなす考え方にもっとも動かされたと著者は告白しています。これらの例に見られるのは、人間が動物の知能を一方的に測定するのではなく、人間と動物が共通の「尺度」を持っているという発想であるように思います。 さらに本書の後半では、人間が文明を獲得することができたのは、人間の身体が火を扱うのに適切な大きさだったことによるというおもしろい説が紹介され、自然のスケールについての叙述が続きます。 自然のかけがえのなさを人間の尺度によって測ることで自然環境の保護を訴えるのではなく、人間と自然の共通の「尺度」を見いだしていくことで、私たち人間が自然の中に立っているというセンスを取り戻していくことにつながるというのが、もしかしたら著者の考えなのかもしれないという気がします。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品