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ゾウがすすり泣くとき 動物たちの豊かな感情世界
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 1996/11/28 |
JAN | 9784309250854 |
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ゾウがすすり泣くとき
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
科学者ってつまんねーなあ(;´Д`)自分以外の生き物はみんな何も感じないって思ってんのかな。だとしたらとんだバカだわ。ゾウが喜んで絵を描いたり、クマが夕焼け眺めたりしてる方が楽しいじゃんねえ。でもこういうの読むと、菜食主義じゃなくて申し訳なく思うわ(¯―¯٥)
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動物たちはどのように感じているのか? 「愛」 増水した川の流れにのまれた母子ゾウ。子ゾウを安全な場所に鼻で抱えあげた母ゾウは、流れに落ち下流へ流されました。しかし、自力で反対側の岸に上がって、怒鳴るように鳴きながら子ゾウの方へ戻ってきました。子ゾウを見つけると、いつもの低く穏やかな鳴き声に変わりました。 「遊び」 モスクワのクレムリン宮殿のドームの金箔が、ハイイロガラスに剥がされてしまいます。タマネギ形のドームを滑り降りるのが面白かったのです。金箔は彼らの鉤爪で剥がされたのでした。 「ゲーム」 イルカに水球の訓練をほどこした水族館。イルカはすぐにコツをのみこみ、逆にブレーキがきかなくなり、反則制限などおかまいなしに夢中で相手を攻撃するようになりました。で、練習はすぐに中止。 「援助行動」 泥にはまり動けなくなった子サイを助けようと、ひざまずき、牙を子サイの体の下にまわして持ち上げようとするゾウ。 などなど。恐怖・愛・友情・悲しみ・喜び・怒り・恥・美意識……。それぞれについて観察例をあげています。 人間同士なら言葉でコミュニケーションできますが、動物は言葉で伝えることができません。だからといって感情がないわけではありません。 野生の動物も、動物園の動物も同じです。
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著者の主観が入り込み過ぎて、トンデモ本ではないかとの疑いが拭いされなかった。脳、就中、大脳の構造論や機能論とセットでないとこの手の本の観察的な叙述をそのまま受け入れるのは難しい。面白いテーマ・素材であることは否定しないけれど。◇結論的には、チンパンジー並の自己認識(鏡で自分の姿を写した実験)が措定されている象は兎も角(さらに象と雖も「感情」と名付けて良いかは?)、それ以外は?をつけざるを得ない。◇1996年刊行。
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