花嫁の閨房に軟禁された両性具有者が生理学者Y氏と交わした密約 林良文画集

林良文(著者), 藤田博史(訳者), 片山文保(訳者), カトリーヌロブ-グリエ(その他), ステファン・レヴィークンツ(その他)

• 販売会社／発売会社: トレヴィル/リブロポート
• 発売年月日: 1996/12/10
• JAN: 9784845710997

商品レビュー

2011/07/26

人格が分裂したり
躁鬱が起こったりするのは
初めから　体質として　遺伝子に組み込まれているものでしょうか
性格の　ネアカ　ネクラ　なんて此の頃死語ですが
基本的な気質というものも
そういう生命科学に支配されているものか
わかりません
理系とか　文系とか　まして芸術系とか
そういうものだと本人が願う以上に
アプリオリに組まれている生命システムなのかどうか
あと　霊・・・ね
こういう計測できないものを嫌がる人と
組み込んで平気な人とがいます
さらに　体験を重ね人生は変容するが
「めにあう」ことで　なにかがわかってくる
わかってしまうってことが
あるように思います
その「何」を正確に言い表すことは出来ませんが
たとえば　この先何があるかが
前より読めるようになってきているのは確か
この角を曲がったら
このイベントで次誰がどんな動きをするか
風の変化が　変化以前に察知できる
癖とか世間ズレというものかもしれないし
人知を超える　神秘　と呼んでしまうほうが便利かもしれない
しかし
それはフワフワした楽なもので
この電話の次に誰がかけてきたら「面白いか」
そういう順番に
ドラマに起きてくるモノを
支配しているのはやはり私しかいないのです
とある一日「白石」とか「岩崎」とかいう程度の
さほど珍しくはない苗字…それぞれ５人くらい知人を思い出す
そういう苗字の人が繰り返し偶々やってくる、
久々に電話をしてくる、突如名刺を出してくる、
きょうは「金子＝兼子」の日とかね
シンクロニシティは私の日常です
出来事を気持ちに開いてウスーク待つという感じでしょうか
麻雀の手が出来ていく過程みたいに
それが「プラス方向」にいつもコントロールできたら
楽しいものでしょう
封筒に隠されたカードを当てる練習でなく
ポジティヴな生活に直結した開発をすることで
正しい魔女　強靭な魔王になれるというものでしょうか