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現代語訳 樋口一葉・たけくらべ 現代語訳樋口一葉
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現代語訳 樋口一葉・たけくらべ 現代語訳樋口一葉

樋口一葉(著者), 松浦理英子(訳者)

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現代語訳 樋口一葉・たけくらべ 現代語訳樋口一葉

定価 ¥1,282

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 1996/11/15
JAN 9784309011028

現代語訳 樋口一葉・たけくらべ

¥770

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2024/10/03

「現代語訳」ではあっても、特に最初が読み辛かった。吉原界隈の情景描写では、大籬、下新造、客回し、唐桟縞、地回り、仁和賀、幇間、孟子の母…難語が出るたびに止まってしまった。 しかし、その後、物語の輪郭が次第に明らかになってきて、あとは、登場人物たちの行く末が気になって、最後まで一気...

「現代語訳」ではあっても、特に最初が読み辛かった。吉原界隈の情景描写では、大籬、下新造、客回し、唐桟縞、地回り、仁和賀、幇間、孟子の母…難語が出るたびに止まってしまった。 しかし、その後、物語の輪郭が次第に明らかになってきて、あとは、登場人物たちの行く末が気になって、最後まで一気に読んだ。流れるような、歌うような文章の連なりが心地よく、独特の雰囲気を感じた。 読後も余韻が続き、彼らのその後がいろいろと想像された。 原文で読んでみたいと思った。

Posted by ブクログ

2019/08/25

帯表 あの頃、初恋はこんなにもせつなかった 第一線の若手作家10人が、 あの名作を現代語に甦らせた! 夭折の天才女性作家樋口一葉没後100年

Posted by ブクログ

2015/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ストーリーは「ガラスの仮面」の演目で取り上げられていたので(笑)知っていましたが、ちゃんと読んだことがなかったのでいつか読みたいと思っていました☆ 現代語訳となっていたはずなのに、文体や句読点の位置が独特で慣れるまで読みにくく、原文とどう違うのか比較したい気持ちになりました。ルビも振られてないしさ。 加えて訳者あとがきの、一葉に対する思い入れの無さと訳文の言い訳に興ざめで、ストーリーとは別のところで後味が悪かったです。 ただ、文体自体は慣れてくると独特のテンポ感がここちよく、なんとなく音読して読みたくなりました。っていうか、音読すると理解しやすく、ん?だったらこんな訳文読むより原文も読めるのではないか、などと思い始めました。いつか挑戦しようかな。 いろいろケチをつけましたが、「たけくらべ」自体はとてもよかったです。 将来遊女になる定めの主人公をはじめとして、家業の後を継がなければならない縛られた未来しか持てない吉原界隈で暮らす明治の子供たちの、今しかない自由がとても貴重で。 大人になる直前の、無邪気な思春期がせつなくて。 一葉って作家だけど詩人ぽいな。たしか中島歌子の本を読んだときに門下生として登場してました。納得。。

Posted by ブクログ