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バイオスフィア実験生活 史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 ブルーバックス
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バイオスフィア実験生活 史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 ブルーバックス

アビゲイルアリング(著者), マークネルソン(著者), 平田明隆(訳者)

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バイオスフィア実験生活 史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 ブルーバックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1996/11/20
JAN 9784062571470

バイオスフィア実験生活

¥880

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2017/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1996年刊。◆人工閉鎖空間、つまり外界から物資・資源・食糧や水・エネルギー・酸素等を受け取らずに生活できるか。現代なら火星往復ミッションで想定される宇宙空間と火星表面での長期滞在、あるいは恒久的な月基地建造で具体的な意味を持ちそうな実験が、1991年から2年間実施された。勿論、地球環境と循環の全体像をシュミレートする上でも意義深い。本書はそこで生活した研究者の体験録。◆米国でも民間の費用でしかなされないのかと慨嘆。ただひょっとすると火星有人飛行計画で新規の研究があるかも。◆ゴキブリの構内での異常繁殖。 →対ゴキブリ生物兵器たる雀蜂の導入、吸引機で集積したゴキブリを鶏の餌に。この対処法には爆笑。◇酸素濃度の急激な低下にはハラハラさせられたが、コンクリート吸引に原因アリとの分析ができて良かったなぁとも。◆全体を通してみて、巨視的に見て絶妙なバランスを保つ地球が、絶妙のバランスを有するミクロの集積だという当たり前の事実に気づかされる。そしてその連鎖の実際は、ミクロのレベルでも未だ人類の未知の領域と実感させた一書。

Posted by ブクログ

2012/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなり前から読みたいと思っていた。バイオスフィアでの実験が行われたのはもっと前(70年代とか80年代とか)だと勝手に思い込んでいたけど、91年9月から93年9月だった。自分がバイオスフィアとは別の意味で隔離生活を送っていた時期と完全にダブルので、ある意味感慨深くもある。始まった頃はソ連がまだ崩壊する前だった、とか。 巨大な設備、莫大な費用、大いなる矛盾(笑)。 「期待はずれ」も覚悟していたけど、楽しく読んだ。 続かなかったのは残念だなぁ。最初のクルーの努力もある意味無駄になってしまったわけだし。 外の人たちとネットやあらゆる通信機器で繋がっていた、というのはちょっと意外。でも研究として必要なことだと理解できた。 まだネットやメールが一般には普及してない頃だったけど。 私があの頃携帯やメールが使えたら、私の人生は今とは違ったかもしれないけど(笑)。 あと、チョコレートとか嗜好品は隠れて持ち込んでたのかなぁと 思っていたけど、その点はみんな真面目。やはり研究目的だしね。

Posted by ブクログ

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