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旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1996/11/30 |
JAN | 9784163523101 |
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旅する巨人
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
なかなか切ない話であった。過剰な生き方をせざるを得なかった人は、何かを切り捨てる。 優しい生き方をした人は、辛い人生を送ったからこそ、優しくなれるのかもしれない。 人間が完璧ではないということを、教えてくれる1冊のように思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1996年刊行。柳田國男とは別の意味で、日本の民俗学を開いた宮本常一、そして、彼を物心両面で支えた渋沢敬三。対照的な出自を持つ二人の来し方を丹念に描写した秀作である。「旅する巨人」というタイトルにふさわしい宮本だけでなく、彼を見出し、かつ短兵急に成果を求めず、その旅を支え続けた渋沢もまた巨人である。本書は、彼らの家族関係や、民俗学の一方の雄である柳田國男との関係も織り交ぜながら、両名の人生航路を見せる。久々にゾクゾクしながら読みすすめた評伝。今、彼らのような人物を見出すことはなかなか難しいのではないか。 今西錦司が宮本を心から評価していたことが伺える件は、さもありなんと思えるし、それだけでなく、何も言えずほほえましい気がしている。
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宮本常一のことはいろんなところで引用されたりするのを読んでとても興味を持っていたけれど、彼の生い立ちや、その研究活動の背後にいた渋沢敬三とのかかわりはまったく知らないでいた。シアトル滞在中のひょんなつぶやきからおすすめしてもらって読んだ、すごくよかった一冊。
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