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これは恋ではない 小西康陽のコラム 1984-1996
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これは恋ではない 小西康陽のコラム 1984-1996

小西康陽(著者)

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これは恋ではない 小西康陽のコラム 1984-1996

定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 1996/12/11
JAN 9784877281397

これは恋ではない

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商品レビュー

4.2

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2026/02/26

29年前の夏、私は『これは恋ではない』を読みながら、来るはずの未来に怯えていた。恋について書かれているのに、そこにあるのはむしろ「名づけること」への不信だった。恋と呼んだ瞬間に何かが固定され、自分の揺れが奪われる。その感覚が、若かった自分の不安とよく似ていた。 一昨年出たソロア...

29年前の夏、私は『これは恋ではない』を読みながら、来るはずの未来に怯えていた。恋について書かれているのに、そこにあるのはむしろ「名づけること」への不信だった。恋と呼んだ瞬間に何かが固定され、自分の揺れが奪われる。その感覚が、若かった自分の不安とよく似ていた。 一昨年出たソロアルバム。『失恋と得恋』を聴く。 失うことの中に得るものがある、という反転。その視線は、かつての否定よりも少しだけ柔らかい。記号を疑うのではなく、記号をくぐり抜けたあとの身体で語っている。 若い私は、恋という強い物語から距離を取ることで自分を守ろうとしていた。 今の私は、物語に巻き込まれ、傷つき、それでもなお生き延びてきた自分を肯定できる。 小西康陽が無数の記号の中を泳いできたように、私もまた、都市や音楽や言葉の断片に触れながら歳を重ねた。不安は消えなかったが、不安と共にいる自分を受け入れられるようになった。 「これは恋ではない」と言い切る知性と、 「失恋と得恋」と言える時間。 そのあいだを生きたこと自体が、私の小さな思想なのだと思う。 名前をつけて、残酷なくらいに。

Posted by ブクログ

2020/12/27

『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』の重さと暗さにやられて、こっちも読んでみました。 そしたらなんか文章も軽いし、もうゴダールとかいいよ~って感じで退屈して飛ばし読みしました。 90年代は自分も若かった事もあって、60年代や70年代に憧れていて、「今より音楽も映画もカッコ良かっ...

『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』の重さと暗さにやられて、こっちも読んでみました。 そしたらなんか文章も軽いし、もうゴダールとかいいよ~って感じで退屈して飛ばし読みしました。 90年代は自分も若かった事もあって、60年代や70年代に憧れていて、「今より音楽も映画もカッコ良かったすごい時代」と思っていたが、今はもうそんな気持ちもなくなった。 確かに素晴らしい音楽や映画が沢山あったし、ぼくも大好きなバンドが沢山いるけれど、80年代だって90年代だって素晴らしいバンドは沢山いたし、今現在だってデスキャブ、シンズ、エックスエックスなどいくらでも素晴らしいアーティストはいる。 ウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」じゃないけど、ある程度歳を重ねたら、古い映画や音楽を聴くのが面倒になったし、今の音をタイムリーで楽しみたいという気持ちが強くなった。 ゴダールはもういないけれど、デヴィッド・フィンチャーや西川美和、園子音もいることだし、ぼくは今自分が生きてるこの時代の音、映画を楽しみたい。 なんだか話がそれてしまったけれど、そんな事を考えた一冊でした。

Posted by ブクログ

2011/08/13

バイブルです。「これは恋ではない」「小西康陽」「幻冬舎」「コンテムポラリーの表紙」「森本美由紀のイラスト」「ミルクティーのための音楽」。好きだったマガジンハウスのトラベル雑誌「ガリバー」でのコラムは載っていない。 音楽家で文筆家で類い稀なセンスの持ち主の宝石箱のような作品です。本...

バイブルです。「これは恋ではない」「小西康陽」「幻冬舎」「コンテムポラリーの表紙」「森本美由紀のイラスト」「ミルクティーのための音楽」。好きだったマガジンハウスのトラベル雑誌「ガリバー」でのコラムは載っていない。 音楽家で文筆家で類い稀なセンスの持ち主の宝石箱のような作品です。本当に素晴しい。

Posted by ブクログ