
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1206-07-05
アマゾン漢方 AROUND THE WORLD LIBRARY気球の本

定価 ¥1,388
990円 定価より398円(28%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | NTT出版/ |
発売年月日 | 1996/11/20 |
JAN | 9784871886307 |
- 書籍
- 書籍
アマゾン漢方
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アマゾン漢方
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
アマゾンといっても、ペルーからはいったアマゾン。 和歌山で、Nさんから話を聞かなかったら、あまり気にもしなかったペルー。 キャッツクロー(ウナデガト)の話を聞いて、ひとつの糸がほぐれていく。 やはり、熱帯は、薬用植物の世界だ。 「ペルーの作家で伝統的な薬剤に詳しい、 アントニオ...
アマゾンといっても、ペルーからはいったアマゾン。 和歌山で、Nさんから話を聞かなかったら、あまり気にもしなかったペルー。 キャッツクロー(ウナデガト)の話を聞いて、ひとつの糸がほぐれていく。 やはり、熱帯は、薬用植物の世界だ。 「ペルーの作家で伝統的な薬剤に詳しい、 アントニオ・シスネロス氏はペルーには世界に提供してきた3の奇跡があり、 ひとつはマラリアから人類を救ったキニーネ(アルカロイド)であり、 ふたつめは 、その昔何百人ものヨーロッパ人を、 飢えから救った馬鈴薯(ジャガイモ)であり、 そして最後の奇跡はキャッツクローであると、 その効果の大きさを絶賛しています。」 ●猫のつめ Uncaria tomentosa / Uncaria guianensis・・・キャッツクロー 成長すると、長さは、10メートルから30メートル。 樹皮の黄色いものが優れている。・・・目薬 ●アホ・サッチャ Seudocalyma alliaceum ツル性植物 ニンニクのような匂いがする。雄株と雌株がある。 リューマチ、腎臓、鎮痛剤、潰瘍治療 ●サンペドロ メスカリン系 幻覚性サボテン Trichocerus Pachanoi 6角形の星形 7角、12角のものもある。 ●チャクルーナ ●ヤワル・パンガ Aristolochia diclyma ケチュア語で、「血液の葉」 ●ウチュサナンゴ ●チリサナンゴ 根を煎じ、リュウマチによい。 ●チュチュワシ ●トエ 幻覚性植物 ユリのような花が咲く。 ●サングレ・ド・グラード Croton lechlieri / Croton palanostigma 樹液が、血液のような赤い色をしている。たらして擦るとたちまち白色になる。 外傷薬 ●ヤワル・ピリピリEleutherine bulbosa アヤメ科 赤い球根 薬用植物 ●ボア・ワスカ ツル性 ●チュチュワシ Heisteria pallida ケチュア語で、「最高の乳」 ●ギザドール Curcuma longa 肝炎の薬 ●サポ・ワスカ Delechampia dioscoreifolio 化膿によい ●カタワ Hura crepitans エイズにも効く ●タワリ Tabebuia ノウゼンカズラ科のタブベイア 身体を元気にし、癌、糖尿病に効く。 ●キナ Cinchoa sp. キニーネ ●レナキーヤ Matapaio Clusia rosea 骨を丈夫にし、脱腸にもよい。 ●スエルダ・コン・スエルダ オオバヤドリギ科 半寄生植物 骨を丈夫にする。骨折の治療に。 ●イプルロ 子供が欲しかったら。風邪やリューマチ。 ●クマセバ 風邪。脱臼。 ●クラボ・ワスカ 根や茎を酒に混ぜて、風邪、精力。 ●ムルレ ●アスーカル・ワーヨ ●カプヌリ 樹液が、骨折によい。 ●パチュリ Vetiveria zizanoides 頭髪のリンス。抜け毛。虫よけ。 ●アブータ 蔓科 蔓は、糖尿病、月経不順、根は、貧血によい。 ●ワイルーロ 幸運を呼ぶ。 ●コカ Erythroxylum coca ●カムカム Myrciaria clubia ●キヌア アカザ属 ●マッカ maca アンデスの朝鮮人参。 ●アヤワスカ ツル性植物 ケチュア語で「死者の蔓、精霊の蔓」 「脳の神秘、そして、その働きは、愛をもって輝くのだ。」 この本は、写真が豊富で、見やすく楽しい。 こういう本が、もっと出てくると楽しい。
Posted by
世界ひろー!ってなる本 そこまで感動した!っていう本ではないけど 流し読みだったけどよかったこと。 伝統医療というか、これが何に効くとかってやっぱりすごく昔から受け継がれてきたもので、製薬企業が浅い歴史の西洋医学とかランダムスクリーニングなんかで探すなんかよりよっぽど早い薬の...
世界ひろー!ってなる本 そこまで感動した!っていう本ではないけど 流し読みだったけどよかったこと。 伝統医療というか、これが何に効くとかってやっぱりすごく昔から受け継がれてきたもので、製薬企業が浅い歴史の西洋医学とかランダムスクリーニングなんかで探すなんかよりよっぽど早い薬の探し方なんやろなと。 本当に効くのか、とかも思うけど効くからこそ受け継がれてきた知識なんだろうし。 頭でっかちというか 薬学部で習うようなことよりよっぽど実践的。 日本のようなところならいいだろうが、薬そのものがない地域ではファモチジンは胃潰瘍にきくとか、全然意味ない知識。 あー。薬理意味ねーーー いやでも勉強してきた病気のしくみはいつでも使えるし、治療方針とかも薬以外のものなら使える。鉄が欠乏してる→鉄を取れとか。 衛生の知識とかもとても意味のあることだ。細菌のこととか。 あと、猫の爪っていう植物はこれにもあれにも効くってのがあって感動した。 それから人々の生活について。 本の最後の結びにもなってたけど、「原住民の人たちはずっとこの自然の中で生きているんだ」って。「我々の生活は、スピードの中に埋もれている」うん。ひとりひとりの人生、すごく埋もれていくってほんと思うわー。 生きていくということ。 自然の中で生きて、自然に死んでいくのが良いのだろうな。 病院の中で、もっと生きろ、もっと生きろって病気治して、ずっと生きていくより、自分の運命のまま、死んでいくのがいいな。 生きたいと強く思ううちは治して欲しいけど。 それから散乱するパンツのくだりが面白かった。 聖なる湖にパンツが大量に散乱しているんだけど、捨てていったわけではなくお供えしているらしい。カルチャーショック。一回見てみたいw
Posted by
ペルーのアマゾン、アンデスには植物を用い病気や怪我の治療から精霊との交信、悪魔払いまで行う呪術師達がいる。私達にとって何てことのない1枚の葉っぱでも、そこには強いスピリットが宿っていることを教えてくれる本。
Posted by