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ネアンデルタール
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ソニーマガジンズ/ |
発売年月日 | 1996/11/20 |
JAN | 9784789711418 |
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ネアンデルタール
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
未確認動物というのは、いつの時代にも興味をかりたてる。アメリカのビッグフット、ヒマラヤのイエティ、ネス湖のネッシー、九州の池田湖のイッシー、はては、北海道の屈斜路湖のクッシーなんてのもあった。そういえば、昔、一斉を風靡した「オリバー君」はどうなってしまったんだろう。 さて、「ネア...
未確認動物というのは、いつの時代にも興味をかりたてる。アメリカのビッグフット、ヒマラヤのイエティ、ネス湖のネッシー、九州の池田湖のイッシー、はては、北海道の屈斜路湖のクッシーなんてのもあった。そういえば、昔、一斉を風靡した「オリバー君」はどうなってしまったんだろう。 さて、「ネアンデルタール」であるが、この手の小説にありがちな、著者の知識の低さがモロにでているような、時代考証が目茶苦茶な(例えば、恐竜とマンモスが一緒に出てくるような)、それだけでしらけてしまうような低レベルではなく、プロローグ部分からまるで大学の講義を受けているような心地よさがある。つまり、読者はネアンデルタール人についての基本的な知識、(それも最新の)を充分植え付けられた前提で、物語へと入っていくのである。これがクライマックスでのネアンデルタール人との遭遇の場面へとスムーズに流れていく下地になっている。 こうなってくると、もう途中では放りだせなくなる。その上、奇抜な展開と文章力が、最後まで飽きさせずに読ませてくれる力強さを備えている。解説にもあったが、この作品が出たのち、世界的なネアンデルタール人ブームとなったという。最近の研究では、ネアンデルタール人は2万数千年前まで存在し、ホモ・サピエンス・サピエンス(私たちのことですね)との共存は明らかであったとされている。ネアンデルタール人の絶滅の謎にひっかけた、この作品のストーリーの鮮やかさにきっと舌を巻くに違いない。
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この本をミステリーに分類するが正しいのかどうかは判断が難しい。だが、本書の見返し部分に「アドベンチャーミステリー」と紹介されているので、ミステリーに分類してみた。 古人類学者のマットとスーザンは、恩師ケリカットがタジキスタンで行方不明になったと連絡を受け、先史調査研究所へ向か...
この本をミステリーに分類するが正しいのかどうかは判断が難しい。だが、本書の見返し部分に「アドベンチャーミステリー」と紹介されているので、ミステリーに分類してみた。 古人類学者のマットとスーザンは、恩師ケリカットがタジキスタンで行方不明になったと連絡を受け、先史調査研究所へ向かう。 ふたりはそこで、25年前!のネアンデルタール人の頭蓋骨を見せられ、そのネアンデルタール人を追って行方不明になったケリカットを探しに、タジキスタンへ向かう。 「雪男」などの超常現象話をうまくまとめ、そこに人類の進化の過程での謎、ネアンデルタール人を絡めた作品。 古人類学の勉強もついでにできるお得なお話。
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ネアンデルタール人が生き残ってるってのは良くあるモチーフでロマンなんだけど、ただそれだけじゃない捻りがあってなかなか面白かった。RVだけでSF何冊も書ける気がする。種としての優劣を分かったのが欺瞞だというのもかなり面白かった。ただ展開はやや退屈だし、黒幕側の描写が尻切れだったりす...
ネアンデルタール人が生き残ってるってのは良くあるモチーフでロマンなんだけど、ただそれだけじゃない捻りがあってなかなか面白かった。RVだけでSF何冊も書ける気がする。種としての優劣を分かったのが欺瞞だというのもかなり面白かった。ただ展開はやや退屈だし、黒幕側の描写が尻切れだったりするのが残念ではあった。
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