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ブロンテ姉妹とその世界 新潮文庫
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ブロンテ姉妹とその世界 新潮文庫

フィリス・ベントリー(著者), 木内信敬(訳者)

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ブロンテ姉妹とその世界 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1996/04/01
JAN 9784102481011

ブロンテ姉妹とその世界

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商品レビュー

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2025/12/08

ブロンテ姉妹といえば、イギリス文学史においても、女性史においても重要な作家。そして、わたし個人的には、学生時代の短期留学で最も印象に残ったできごとにかかわります。 嵐ヶ丘をヨーク大学で講師が解説してくれたのですが、その前に日本語で読んだ時、なんてねじくれて荒んだ物語なんだと思って...

ブロンテ姉妹といえば、イギリス文学史においても、女性史においても重要な作家。そして、わたし個人的には、学生時代の短期留学で最も印象に残ったできごとにかかわります。 嵐ヶ丘をヨーク大学で講師が解説してくれたのですが、その前に日本語で読んだ時、なんてねじくれて荒んだ物語なんだと思っていたのです。でも、生家を訪ねてみたら、枯れたヒースが吹きすさぶ風に倒されそうに揺れていて、でも、力強く耐えていて。曇天は暗く、空気は乾ききっている。ああ、嵐ヶ丘そのものだ!と納得がいったんです。この景色のなかなら、あの物語がリアリティを持って鼓動してくるのだと。文学に限らずでしょうが、その場に立ってみて初めて分かるものが多いのだというのは大きな発見でしたし、読んでいた景色は荒涼と残忍だったのが、見た景色を通して嵐のような情熱と愛とプライドのような内面を感じたのです。その衝撃の懐かしさも相まって、この本を読んでみたのです。 名作と言われる割に、ほかの有名著書をあまり聞かない作家ですが、この本から内情がよくわかります。著者がとてもブロンテ一家を大事に思っているのが良く伝わります。写真が多いのも良いですね。モノクロではありますが、暮らしの様子や細かく綴った文字が、当時の雰囲気を語っています。日本ではディケンズが突出していますし、女性作家なら作品数が多いだけにオースティンが強いと思いますが、ブロンテ姉妹の功績はやはり大きいなとあらためて思いました。惜しむらくは、翻訳がやや弱いように思いました。著者のことばをストレートに届けたかったのかもしれませんが、日本人に読みやすいようには、もうひと工夫あると、、、なんてぜいたくかな?

Posted by ブクログ