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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだ

梨木香歩(著者)

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西の魔女が死んだ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1996/04/20
JAN 9784092896109

西の魔女が死んだ

¥1,155

商品レビュー

4.3

170件のお客様レビュー

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2026/01/08

娘が、いわゆる「女の子グループ」に悩んだら勧めたい1冊。まいのおばあちゃんの穏やかな口調に、至極のメッセージと、しなやかに生きるエッセンスが散りばめられている。 孤独な魂を抱いて生きるのは簡単ではないけれど、充分に大人になってしまった私にも感動ポイントがたくさんあった。〈シロクマ...

娘が、いわゆる「女の子グループ」に悩んだら勧めたい1冊。まいのおばあちゃんの穏やかな口調に、至極のメッセージと、しなやかに生きるエッセンスが散りばめられている。 孤独な魂を抱いて生きるのは簡単ではないけれど、充分に大人になってしまった私にも感動ポイントがたくさんあった。〈シロクマがハワイを選ばなくても〉という一節で、通勤電車の中であったのにも関わらず、私は泣いた。 自分で決めたことはコツコツ守る、かぁ。 「何が何でも自分で決めたことはやり抜く!」と力を入れすぎるのもつらいものがあるけど、大事なことだとは思う。自分で決めたことなら頑張れる、と言っても、毎日のルーティンを淡々とこなすことも、選んだ道を歩き続けるのも、案外難しい。 それでも、自分の生きる道は自分で決めていい。 森田真生新訳の『センス・オブ・ワンダー』を読んだばかりなので、まいのおばあちゃんがレイチェル・カーソンと被りまくる。その本の感想にも書いたが、私の母も同類である。 この本は、タイトルと共に〈おばあちゃんと女の子のお孫ちゃんの話〉というくらいには以前から知っていて、いつか読もうと思っていたものの、気づいたら私自身がすっかり大人になっていた。 読んでいて、色々な人の顔を思い浮かべた。 ここはちょっと合わない、と日本を離れていった友人たち。そして何より小学生の私。 私もまいちゃんと同じ思いをしたことがあったんだった。忘れていたけど、小5のクラス替えがきっかけだったと思う。卒業までの2年間を耐えられたのは、私が行きたいと思う学校に行けるよう中学受験を考えてくれた大人たちのおかげだ。「どうしてもあの学校に行きたい」というよりは「ここから抜け出したい」という一心だったので、この小説を読んでいて思い出して少しつらかった。 まぁでも、その後の進路がまずまずだったし、今こうして自分は生きてるので、何にしろ経験としては大事だったと思う。 娘の大好きな『おしりたんてい』を図書館で借りようとして、棚を見に行ったときに本作が目に入った。若松英輔の本に「必要な本は向こうから勝手に近づいてきて目にとまる」みたいなことが書かれていたのを先日読んだばかりだが、そんな感じで自然と手に取った。 田村文の『いつか君に出会ってほしい本』でも紹介されていたし、公文式の推薦図書にもなっている。娘が中学生になるまでに読もうとは思っていたが、正月休みで実家に帰ったこともあり、読むなら今しかないな、という流れで読んだ。 まいのおばあちゃんの家ほど山に囲まれてはいないけど、私の実家もこの話の疑似体験はできるレベルである。この正月休みの間に、子どもたちは母の畑で里芋を収穫したり、センリョウとマンリョウの実の大きさを比べたり、水仙の花を摘んだりして、都会のマンション暮らしでは体験できないことをやって大喜びだった。 いつもは全然起きてこない娘が、イキイキと朝から活動していた。 まいのおばあちゃんの家みたいな場所が、大きくなった娘たちにも必要になるだろう。そのとき、母は生きているだろうか…。もしも母がそのとき死んでしまっていたら、私は母の代わりができるだろうか…。 いや、すでに子どもたちにとって息のしやすい場所は必要なのかもしれない。 つい先日、アイドルだった兒玉遥がうつ病を乗り越えて本を出した、というニュースを見た。最近の芸能人は全くわからないので、家事の片手間で時計がわりにしていたニュースだったが、「島に住んでる祖父のところで回復していった」というくだりが目にとまった。 ーーーまいちゃんみたいじゃないか。 ちょうどテレビを切るところだったので、そのニュースの続きは見ていないが、弱ったときに人は、自然の力と、そこで生きる人に支えられるのかもしれない。 梨木香歩の作品は初めて読んだけど、この小説の続きが読みたいなぁー。スピンオフもありそうだよなー。と思って少し調べると、文庫版や作品集にやはり収録されているという。それぞれ読み比べてみて、手元に置く1冊を決めたい。 母にはこの本の感想とともに「お正月休みのときはありがとう、くれぐれも長生きしてね」と、週末に電話しようと思っている。

Posted by ブクログ

2026/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本を読むと、生きている世界も、死後の世界も怖くなくなります。 前者については、人生を送る中で大切にすべき以下のことを教えてくれるからです。 ・規則正しい生活を送ることにより精神を安定させる ・自分が聞きたいと思ったことだけを聞く ・自分の判断で決断を下す ・直感に惑わされすぎない 私は特にこの2つめが印象に残っています。嫌なことって周りに溢れているので、何でもかんでもキャッチしていたら、自分が悲しみや怒りの感情で疲れてしまいますもんね。自分の中で取捨選択すればいいのかと気づかせてくれました。 後者については、死後の世界でも魂は残り続けることを教えてくれるからです。 魂と肉体は別々で、今の人生は今の体に魂が入っただけ。今の人生を通して魂が成長していくという死生観を提案してくれます。 私はこの説を信じるし、信じていれば前者の「人生で大切にしたいこと」を守って魂を成長させようと自分を律することができると思います。 児童文学は、大人になってから読むと本当に心にくるものがありますね。 私も祖母とうまく行かない時期があったので、最後の後悔するシーンからは酷く共感し涙が溢れました。 この本は何度も読み返したい作品です。大好きです!

Posted by ブクログ

2025/11/21

子供に紹介するために読んでみた。 国語の教科書に紹介されているのに読んだことなかった。 生きる意味を考えた。 現代日本の話なのに、異国の雰囲気を感じた。

Posted by ブクログ