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ディオン・スターファイア(6) 最後の守護者 富士見ドラゴンノベルズディオン・スタ-ファイア6
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 富士見書房 |
| 発売年月日 | 1996/03/30 |
| JAN | 9784829141922 |
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ディオン・スターファイア(6)
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ディオン・スターファイア(6)
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
ともに暗き道を歩みて光に達するべし。マーガレット・ワイスによるギャラクティック・ファンタジー、堂々の完結。 最終巻は、メイグレイが傭兵を雇い、豪華客船をのっとって敵の本拠地に向かう、星域を渡る宇宙の冒険から幕を開ける。雇われた元政府役人のクリスはいかにもアメリカ映画に出てきそう...
ともに暗き道を歩みて光に達するべし。マーガレット・ワイスによるギャラクティック・ファンタジー、堂々の完結。 最終巻は、メイグレイが傭兵を雇い、豪華客船をのっとって敵の本拠地に向かう、星域を渡る宇宙の冒険から幕を開ける。雇われた元政府役人のクリスはいかにもアメリカ映画に出てきそうなマッチョなおっさん傭兵。彼は半身がメカのサイボーグで、その過去話と確かな実力によってメイグレイと息を合わせていく過程が序盤の見どころのひとつ。 ソルガート星では、ディオンが苦渋の決断を迫られる。運命の女性に出会ったのもつかの間、他星域の協力を取り付けるために政略結婚をしなければならない。何もかも捨てて個人の幸せをとるか、王として全銀河のために立ち上がるか。そんな悩みのなかで、タスクやノラといった、サガンたち大人世代にはない若い世代の純粋な友情が救いとなる。いっぽうでメイグレイ一行は、後からディオンが率いてくるはずの大艦隊を信じて作戦を遂行していくのだが……。 客船の女性船長と司祭との出会い、それに係るメイグレイのセリフは本巻で最も心が揺れた部分。いや~正直泣けました。 「あなたのいう“ぶきっちょな童貞”は彼の信念と彼が義務だと思うことにたいしては充分な強さがあります。彼の神にたいして、その彼の友であり主人である男にたいして。あなたに対する欲望だけでなく愛すらも克服できるほどに」 「――しかも、彼はただ利用されただけで、あなたに軽蔑されていることを知っているのです。彼は神に助けを求め、いずれは助けも訪れるでしょう。でも、船長、ブラザー・ダニエルを“弱虫”と呼ぶ前に、その苦しみを考えてごらんなさい」 一途なのは司祭だけではなく、メイグレイの対照的な二人の仲間、エイジス大尉と半人前スパラファシルもサブキャラとして際立った存在感を見せる。彼らとの宇宙船での冒険と敵本拠地への潜入・決戦がラストまでの大筋となるいっぽう、ディオンたちの動きはメイグレイたちへの連絡という形で示され、直接描写されないことで後半はかなりスピード感を増している。単にページ数の問題かもしれないが。 最終決戦の舞台はコレイシア星域辺境にある星の地下施設。究極兵器である空間回転爆弾の情報をめぐって、コンピュータの破壊、サガンの救出が目的になり、当然ラスボスのアブデルとの対決も待っているだろうというところ。登場人物たちの運命はいかに?伏線回収とすべての決着はつくのか?思ったより残りページ数が少ないが大丈夫か?ハラハラしながら読み進むラストの数時間は至福。あれはどうなったんだ?というのが最後まであるので、読み飽きることは決してない。 物語の大枠だけ見れば、オチも予想を超えるものではないし、ありふれた銀河戦争もの、といった感想で終わるかもしれない。しかし本作の魅力はワイスならではの人物の描き方にある。中年世代のサガンとメイグレイの確執と愛を思念同調という特殊な形で掘り出し、ある意味で彼らの息子ともいえるディオンの成長物語を絡めて、壮大な銀河の叙事詩に織り上げていくという試みは、ひとまず成功したと個人的には思う。それは、以下のトレイシー・ヒックマンの言葉でも明らかだろう。 「記憶するにたる本当によい物語の真髄は、登場人物と彼らの動きにある。本を読みながら、登場人物たちと感情を共有できるものがいい。わたしたちは彼らとともに心配し、その望みがかなうことを願い、彼らの痛みをともに苦しむ。ギャラクティックファンタジーは宇宙を舞台とする話である。だが、同時にわたしたちと同じ感情を共有する人々の話でもある。……ギャラクティックファンタジーはSFではない。どうやって星の世界に出かけていくかではなく、空の上の世界で、わたしたち自身の不安や野心や情熱とどのように折り合っていくかを探る物語なのだ」 主役3人のなかでさらにひとりだけ選ぶなら、やはりメイグレイが本作の真の主人公だったような気がする。終盤の「姫が王子を救いに行く」という逆転の展開もしかり。彼女が若い年代ではなく中年世代だったことも含め、女性作者である執筆当時のワイス自身が色濃く投影されていたのではないだろうか。そういう意味で本作は、若い人よりもある程度人生経験を積んだ方にオススメしたい。男性である自分はラストのサガンの姿が心にしみた。このタイミングで読めてよかったと思う。非常に味わい深い小説だった。
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敵性宇宙人の惑星に潜入し、将軍の救出作戦は佳境を迎える。作戦は成功するのか?!好きなんだか嫌いなんだかよくわからない人間関係に結着はつくのか?!王政vs腐敗した民主制、政体の対比の議論はほとんどなかったけど、こっちの話は一体どうなってしまうのか?! このシリーズ通して言えば、主...
敵性宇宙人の惑星に潜入し、将軍の救出作戦は佳境を迎える。作戦は成功するのか?!好きなんだか嫌いなんだかよくわからない人間関係に結着はつくのか?!王政vs腐敗した民主制、政体の対比の議論はほとんどなかったけど、こっちの話は一体どうなってしまうのか?! このシリーズ通して言えば、主要人物が感情で動いて不合理な行動をとりがちだったり、結局各人の真の目的がいまいちわからなかったり、話の構成としては中だるみ気味な面も見られたり、とあまりお勧めはできない、、、なぁ。
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