変わる食料・農業政策 市場の機能と政府の役割

荏開津先生退官記念出版会(編者)

• 内容紹介: 内容:市場経済をどうとらえるか 原洋之介著. 新しい人口理論と内生的出生率 西村和雄著. 「規模の経済」におけるプロジェクト評価 杉本義行著. ミクロ経済理論とパ-ソナルコンピュ-タ 黒岩和夫著. 構造政策の現代的実相 石田正昭著. 農地取引をめぐる市場と組織:交換分合に関する一考察 生源寺真一著. 土地改良制度と政府の役割 中嶋康博著. 農業構造と農家世帯員の就業行動 茂野隆一著. わが国の農村が持つ安全維持機能 明石光一郎著. 農協の労動生産性:1996-1992年 川村保著. 主成分分析による農協経営総合評価指標の抽出と評価 清水純一著. 戦前期農村産業組合の育成政策 万木孝雄著. イギリスにおける農地賃借権近代化の問題と農業環境問題 柘植徳雄著. 興安省の満蒙開拓団 森久男著. 原油ブ-ム下におけるインドネシアの農業発展 臼井則生著. 選択的減反の制度設計 伊藤順一著. 低金利時代の農業政策金融 泉田洋一著. 地域間協調による飲用乳価支持方策の効果 鈴木宣弘著. 環境保全のための酪農システム設計 佐々木市夫著
• 販売会社／発売会社: 大明堂/
• 発売年月日: 1996/04/20
• JAN: 9784470360581

商品レビュー

2009/04/01

荏開津先生ご退官記念本。ここに寄稿している先生たちが、いま私たちを教えてくださっている先生になっていらっしゃいます。
「農業における政府と市場の役割」、これを市場優先と見るのか、政府によるコントロールの意味を見出すのか、ここが学問の割れどころなんでしょう。
院生にはそうした大目標よりも、この本に集った研究テーマの多彩さに、往時の農業経済学講座の隆盛を偲ぶ事にします。