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脱走と追跡のサンバ 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1996/12/25 |
JAN | 9784041305089 |
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脱走と追跡のサンバ
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脱走と追跡のサンバ
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
のっけから笑わせてく…
のっけから笑わせてくれます。筒井が、安部公房の嫡子であることがとてもよく分かる一冊。頭の中をぐるぐるかきまぜてくれます。
文庫OFF
実験的な小説であるものの、最後まで読み通せるほどのおかしさや面白さに満ち溢れていて、今でも新鮮な、読み応えのある作品だった。 「虚人たち」は小説という形式のなかでもがく話だが、今作は世界そのものから脱出しようとするわけで、筒井康隆ならではの世界把握があまりにも独特で、かつ的確。現...
実験的な小説であるものの、最後まで読み通せるほどのおかしさや面白さに満ち溢れていて、今でも新鮮な、読み応えのある作品だった。 「虚人たち」は小説という形式のなかでもがく話だが、今作は世界そのものから脱出しようとするわけで、筒井康隆ならではの世界把握があまりにも独特で、かつ的確。現代社会と適応しすぎたあまりに通時代性を失う作品はあまたあるが、この小説は現代のそれを正確に理解しているのにもかかわらず、そうなってはいない。筒井康隆の力量が十二分に発揮された作品だった。
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たぶん初めて買った筒井康隆の本で、『筒井順慶』に続いて読んだ二冊目の本。中学生でこれ読んでわかった/面白かったのかなぁ。 今読んでみると『同時代ゲーム』以降の大江健三郎に通じるような自己参照を含むメタフィクションといった趣もあって興味深い。
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