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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1996/12/10 |
JAN | 9784062084383 |
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商品レビュー
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「鍵」に続く耳が聞こえない女子高生・麻里子が主人公の第2作。 あるレストランで開かれた同窓会に差し入れられた毒入りジュースによる無差別殺人事件がおこる。 その差し入れを受け取ったアルバイト店員の直久は、麻里子と同級で同じ聴覚障害を持った少年だった。 少年は世間を敵視し...
「鍵」に続く耳が聞こえない女子高生・麻里子が主人公の第2作。 あるレストランで開かれた同窓会に差し入れられた毒入りジュースによる無差別殺人事件がおこる。 その差し入れを受け取ったアルバイト店員の直久は、麻里子と同級で同じ聴覚障害を持った少年だった。 少年は世間を敵視して、警察にも非協力的だったために被疑者にされてしまう。 兄の友人である有作が、直久を取材したことから、今まで交流がなかった同じ障害を抱えている直久と麻里子は話をするようになり、自分を新たに見つめ直すようになる。 無差別殺人を企てた犯人は、さらに自分勝手な理由で殺人を犯すことになるが、徐々に身の破滅へと落ちていく。 登場人物の成長と、殺人犯の身勝手でわがままに生きた末の犯行が、後半になって距離を縮めていきます。 ミステリー色半分、青春色半分といったところで、なんかしっくりこない感じがするのは自分だけでしょうか? でも「窓」というタイトルが持つ視野を広げて世の中を見ていくという熱い作者のメッセージは伝わったような気がします。
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20年位前の本だけれど、登場人物が携帯を持っていないことを除いて今よく起きている事件のような感じがする。自分がうまくいかないのを人のせいにして、親や他人に八つ当たり。
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前作の「鍵」の方が面白かったな。 しかし、犯人の動機は普通の人の感覚で考えると殺人など思いつかないレベル。。。犯人のような考え方をする人に恨まれるようなことがないことを祈る(@_@;)
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