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東トルキスタン共和国研究 中国のイスラムと民族問題
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京大学出版会/ |
| 発売年月日 | 1995/12/15 |
| JAN | 9784130261135 |
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東トルキスタン共和国研究
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東トルキスタン共和国。1944年建国に至る新疆のトルコ系イスラム住民の独立運動について。 新疆のトルコ系イスラム住民であるウイグル人、キルギス人、カザフ人、ウズベク人、タタール人がまとまるにはイスラム教が必要だけれど、二度目の大規模な独立運動の核心は宗教ではなかった。 中国政...
東トルキスタン共和国。1944年建国に至る新疆のトルコ系イスラム住民の独立運動について。 新疆のトルコ系イスラム住民であるウイグル人、キルギス人、カザフ人、ウズベク人、タタール人がまとまるにはイスラム教が必要だけれど、二度目の大規模な独立運動の核心は宗教ではなかった。 中国政府の少数民族への抑圧に反発する親ソ知識人、新疆各地のゲリラ、各方面へソ連がコンタクトをとる。ソ連は国境を接する衛星国を作り多くの地下資源をもつ新疆への存在感を強めることが目的だった。 独立運動の軍事、実務面は全面的にソ連の支援頼みだったため、世界大戦の終結、中ソ友好条約の締結によりソ連が新疆から手を引いたことで運動はあっけなく終焉する。 なんというか、トルコ系イスラム住民間でもカザフ人への差別がありカザフ人は実はそこまで独立運動に熱心じゃなかったとか、ちょっと呆然としてしまう。それが現実なのだろう。 この本が書かれた後、新疆は、ウイグル人は、ジェノサイドに見舞われた。地域社会の住民は、彼らは、その文化は、おそらくもう、息絶えつつある。
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