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ダルマの民俗学 陰陽五行から解く 岩波新書378
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1995/02/20 |
JAN | 9784004303787 |
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ダルマの民俗学
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
はじめての陰陽五行◆達磨大師とダルマ◆ダルマのある風景◆ダルマはなぜ赤い◆ダルマさんが転んだ◆ダルマさん、にらめっこしましょ◆ダルマさん笑っちゃだめよ◆ダルマさんの仲間
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日本各地、あるいは世界中の?達磨に関する伝説や信仰、表象が渉猟されている本なのかなあ、と思って読み始めた。 そういう要素もあるのだが、陰陽五行思想の解説が半分を占める。 ダルマがなぜ正月の縁起物になるのか。 こんなことが、五行を関わらせると見えてくる。 ダルマは火の色である赤で...
日本各地、あるいは世界中の?達磨に関する伝説や信仰、表象が渉猟されている本なのかなあ、と思って読み始めた。 そういう要素もあるのだが、陰陽五行思想の解説が半分を占める。 ダルマがなぜ正月の縁起物になるのか。 こんなことが、五行を関わらせると見えてくる。 ダルマは火の色である赤で塗られている。 ぎょろりとした目は、「五事」のうち、「視」の形象で、これは五行の「火」に重ねられる。 「木」の季節である春に、「金」気を滅する「火」を配置することで扶けるという理屈なのだそうだ。 正月の宮中行事、白馬節会も、同様に解釈できるという。 白は金、馬は火だそうで、「火剋金」を内在するため、呪物になるのだそうだ。 目から鱗の感覚だった。
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インドの達磨大師から日本のだるま人形から横丁のだるまさんが転んだまでを陰陽五行から読み解く。私たちの歳時や生活の深層のひだのひだの中に染み入る中国古代哲学の足跡を追う。面白い!
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