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ひとびとの跫音(下) 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
発売年月日 | 1995/02/18 |
JAN | 9784122022430 |
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ひとびとの跫音(下)
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ひとびとの跫音(下)
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
「ひとびと」とは主に…
「ひとびと」とは主に「坂の上の雲」で登場した秋山兄弟や正岡子規のことであり、日露戦争その後の彼らと彼らの周囲の人々の人生を描く。坂の上の雲に感動した人なら必読。下巻。
文庫OFF
正岡家の養子であり、詩人、革命家など鮮烈な個性をもつ人々に慕われながらも、自らは無名の市井人として生きた正岡忠三郎、その死を知らされた詩人・西沢隆二の忠三郎に捧げた「誄詩」・・・〝 死ぬということは もう会えないということだ それから上でもなければ下でもない だから悲しんだ 〟〝...
正岡家の養子であり、詩人、革命家など鮮烈な個性をもつ人々に慕われながらも、自らは無名の市井人として生きた正岡忠三郎、その死を知らされた詩人・西沢隆二の忠三郎に捧げた「誄詩」・・・〝 死ぬということは もう会えないということだ それから上でもなければ下でもない だから悲しんだ 〟〝忠三郎よ おまえの顔はどんな顔でも 俺たちの胸にしみついている どんな顔でも思い出すことができる 俺たちが生きているかぎりおまえも生きている〟・・・西沢隆二は、親友の死の8日後に息を引きとっている。
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「亡き友人に捧ぐ」 そんな副題が頭に浮かぶくらい、付き合ってきた友達への愛情が溢れ、さらに愛惜感たっぷりの作品になってる気がします。 題名が秀逸すぎます。 読み終わって表題の意味がズシンときました。 いつもそうですが、タイトルがステキすぎる。笑 人がその人生をつかい切ったあと...
「亡き友人に捧ぐ」 そんな副題が頭に浮かぶくらい、付き合ってきた友達への愛情が溢れ、さらに愛惜感たっぷりの作品になってる気がします。 題名が秀逸すぎます。 読み終わって表題の意味がズシンときました。 いつもそうですが、タイトルがステキすぎる。笑 人がその人生をつかい切ったあと。 不思議とその人の生き様や生きてきた証が。 光るように浮かび上がるように。 作者には見えてしまうんでしょうね。 あ!跫音か。笑 名声や成功があろうがなかろうが。 英雄的な生き方をしようがすまいが。 そう。どんな人にも曲げなかった信念が。 人生を紐解くと、全ての人が、小説になり得る。 いや。この方の手にかかれば、かな? しかし。 上を読んでも、そこまで心が揺れなかったのに。 下に入った途端に掛け算になって、面白さ倍増。 タカジと忠さんが、生き生きと描かれてました!
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