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悪魔の挑発 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス10
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悪魔の挑発 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス10

ピアズアンソニイ【著】, 山田順子【訳】

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悪魔の挑発 ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス10

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1995/12/15
JAN 9784150202149

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商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

困り果てたウォルニー…

困り果てたウォルニーに力を貸そうと申し出たのは、羽のあるセントールのチェクスと四分の一だけ人喰い鬼のエスク。いざ悪魔を追い払わんと、三人は勇んで旅立った…ユーモア・シリーズ最新刊。

文庫OFF

2025/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今作から新シリーズということだったけど、今までの作品と全くの地続き。 人喰い鬼のメリメリとニンフのタンディの息子エスクは、人喰い鬼としての自分のアイデンティティに悩んでいる。 四分の一だけの人喰い鬼なので、ほとんど人間と同じ容姿であり、怒りが高まると人喰い鬼の力を出すことができるが、自分で制御はできない。 「ノー!」という、拒否の魔法が使えるだけ。 そしてセントールのチェクスもまた、父ザップがヒポグリフであるため、混血は認めないというセントールの掟の前で、祖父母にすら会わせてもらえないことに悩んでいる。 二人はそれぞれよき魔法使いのハンフリーにアドバイスをもらおうと旅に出るが、その途中、村を悪魔に乗っ取られた穴掘り族のヴォルニーと出会う。 3人は力を合わせてハンフリーの城へたどり着くが、そこは、さっきまで人が暮らしていた形跡がある、無人の城となっていた。 3人は国王ドーアにハンフリーの城の話を報告し、さらに穴掘り族の村の窮状を訴えたが、ドオアはハンフリーの捜索に全力を尽くさねばならないため、ヴォルニーの願いはかなわない。 3人はそれぞれ自分の知っている一族たちを訪ね、助けを求めるが、穴掘り族の近しい一族もくもく虫、きりきり虫からも、エクスの母方の一族である悪霊たちからも、チェスクの母方の一族であるセントールからも拒否される。 なんとか使命を全うしなくては…と、知恵を絞り、苦難の旅を続けるのだが。 やっぱり、冒険、友情、勝利の話なんよ。 だけどこのシリーズ、ジャンプよりディズニーが似合うと、読みながらずっと思っていた。 なんでかというと、出てくる人間以外の生き物が極めて西洋的であることと、必ず恋愛が絡んでくるからだと思う。 もちろん今回も。 表紙はエクスとチェスクだけど、この二人は最初から最後まで友情。 恋する相手は他にいる。 それと、自分のコンプレックスとの対決。 敵を倒すためには、自分の弱点を知って克服しなければならない。 この辺は結構かわいそうになるくらいシビアです。 穴掘り族の村は救えたけれど、今回はちょっと理屈っぽくて、その理屈を理解するのにちょっと手間取った。 ハンフリーの件は未解決なので、次巻以降の展開に期待。

Posted by ブクログ

2010/06/30

 シリーズも10冊を迎えてしまった。  読み続けているシリーズものがいくつかあるが、この「ザンス」シリーズは、舞台としてのザンスだけが同一で、登場人物たちが次々と変わっていくのが特徴かもしれない。  もちろん、出てくる人物たちは、過去の登場人物と血縁だったり、何かしらの縁がある者...

 シリーズも10冊を迎えてしまった。  読み続けているシリーズものがいくつかあるが、この「ザンス」シリーズは、舞台としてのザンスだけが同一で、登場人物たちが次々と変わっていくのが特徴かもしれない。  もちろん、出てくる人物たちは、過去の登場人物と血縁だったり、何かしらの縁がある者たちで、また過去の主人公も脇役で登場することもある。    「陰陽師」や「鬼平」で受けるお約束の楽しみがないかわりに、同じ舞台で演じ続ける違うお話を見ているような安心感はある。同じブロックのおもちゃで、違う造形物を作り、お話を作っているというか。  

Posted by ブクログ

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