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美獣・母と妹 フランス書院文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | フランス書院/ |
| 発売年月日 | 1995/09/10 |
| JAN | 9784829606384 |
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美獣・母と妹
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商品レビュー
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久方振りに再会した主人公を巡る母と妹の奪い合い
この作者は各地の取材旅行をきちんと行っているのか作中の舞台がバラエティ豊かで綿密なのだが、今回は沖縄に住まう母と娘が生き別れになっていた息子(兄)と再会する話である。 息子と離れ離れになった母の経緯からその後のか細い交流を経て沖縄で再会を果たすまでに友人との付き合いから大人...
この作者は各地の取材旅行をきちんと行っているのか作中の舞台がバラエティ豊かで綿密なのだが、今回は沖縄に住まう母と娘が生き別れになっていた息子(兄)と再会する話である。 息子と離れ離れになった母の経緯からその後のか細い交流を経て沖縄で再会を果たすまでに友人との付き合いから大人への階段を登り始めた妹(妹)のエピソードが序盤で綴られ、そこからは姿見られぬも常に想いを馳せて妄想的に溺愛してきた息子が遂に目の前に現れたと胸をときめかせる母をメインに話が進んでいく。 沖縄へ向かう飛行機で主人公と仲良くなった女性が出てくるのは母と娘の双方が嫉妬心を抱くスパイスではあるのだが、そうした雑多な登場人物が彩りを加えつつ若干のミスリードを誘うのは必要最小限の人物で構成されがちな昨今の作品ではあまり見られない要素であろう。やや天然にも写る主人公の無垢で純朴な立ち居振る舞いもヒロイン達をやきもきさせるところだが、母への気持ちはしっかりあって、やはり男の劣情も併せ持つ息子に惹かれるように、むしろ母の方が恥じらいと後ろめたさを抱きながらも積極的に許されぬ母子相姦へと踏み出していく。 官能描写自体は控えめで物足りないものの、今は主人公と暮らしている義母の振る舞いを聞くにつれ、その共感と敵愾心が綯い交ぜになる複雑な心境が空閨の肉欲を後押しするような奥深さがある。 そんな義母から一時でも奪い返したいと画策する母の変化を訝しみ、その事実を知って、その母から奪い返したいと行動するのが娘である。元よりか細い交流の頃から兄へ恋慕のような気持ちを抱いてきた娘だけに行動は大胆であり、あからさまに母を挑発する兄妹相姦へと突き進む。 これを目の当たりにして、その挑発に対抗して、さらに大胆な行動に及ぶ母は最後に娘と相対することとなるのだが、結末が曖昧なために解釈次第ではぞっとする悲劇のように見えなくもない。 この結末をどう整理すれば良いのか迷うところだが、そうした感慨を読み手に抱かせた時点で作者はしてやったりなのかもしれない。中途半端との見方もでき得るが、これも小説の醍醐味と言えそうである。
DSK
