1,800円以上の注文で送料無料

読み書き能力のイデオロギーをあばく 多様な価値の共存のために
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

読み書き能力のイデオロギーをあばく 多様な価値の共存のために

J・E.スタッキー(著者), 菊池久一(訳者)

追加する に追加する

読み書き能力のイデオロギーをあばく 多様な価値の共存のために

定価 ¥2,640

550 定価より2,090円(79%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 1995/02/28
JAN 9784326651634

読み書き能力のイデオロギーをあばく

¥550

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/11/18

第1章 識字と社会階級 第2章 識字のイデオロギー 第3章 識字と社会の理論 第4章 識字の暴力 <訳者あとがき> 著者はまず、主流派の<識字>が、ある社会における階級を決める決定的な要素の一つであると暗黙のうちに考えられている現在の識字観を、アメリカ社会学の検討を通して批判す...

第1章 識字と社会階級 第2章 識字のイデオロギー 第3章 識字と社会の理論 第4章 識字の暴力 <訳者あとがき> 著者はまず、主流派の<識字>が、ある社会における階級を決める決定的な要素の一つであると暗黙のうちに考えられている現在の識字観を、アメリカ社会学の検討を通して批判する(第1章)。そして、そのような識字観は、社会学などの学術的文献のみに見られるものではなくて、多くの人々のこころの中に生きているものである、だからこそそれは、イデオロギーとなるのである(第2章)と考える。<識字>を中立の技術であると捉え、また標準的<識字>のモデルとなるのは、<西洋的識字>であるべきだと考えることは、<識字>を研究する研究者の態度にも見られ、それは、経済至上主義の要求とも一致するものである(第3章)。そのような傾向は、教育そして日常の世界においても、<識字の暴力>として実現されている(第4章)。それは<制度>であり、そのような<制度としての識字>は、暴力となってしまっている、と著者は主張する。(pp.221-222)

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品