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大放浪 小野田少尉発見の旅 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/ |
発売年月日 | 1995/10/01 |
JAN | 9784022611161 |
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大放浪
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大放浪
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
フィリピンのルバング…
フィリピンのルバング島で小野田元少尉を発見した青年の放浪記。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
残された山靴で小野田さんを探しに行った人がいると知り、確か大放浪が紹介されていたので、手に取った 前半は生臭い旅行記で、面白いは面白いのだが俺はやってやるぜ感が強く読み進めるのがしんどかった 後半がお目当ての小野田さんを探しに行く章 軍の人が説得して、上官を連れ出してまた説得して日本へ帰国したと思っていたので、臨場感たっぷりの発見劇はとても面白かった 秋に映画やるらしいので、鈴木さんが出てくるのかなと楽しみである 新品を購入できないので再編などしてまた発売してくれたらいいのにな〜 戦争が終わるのは戦争を体験した人の中でそれぞれ違うのかなとぼんやり思っているので、小野田さんは日本に帰国したことで長い戦中を終えることができたのかなと思ったりした 旅に魅せられると戻ってこれなくなる感覚はなんとなくわかるので、小野田さん発見という偉業を行なったことで次はどうしたらいいかと悩んでしまう気持ちが少ししんどかった
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第一部(1969.3.17~1972.12.13)はユーラシア大陸を横断する文字通りの大放浪でこちらは約150ページ、第二部(1972.12.13~1974.3.12)の小野田少尉を捜索するフィリピン・ルバング島への旅が約100ページ。サブタイトルにあるように小野田少尉発見が本書...
第一部(1969.3.17~1972.12.13)はユーラシア大陸を横断する文字通りの大放浪でこちらは約150ページ、第二部(1972.12.13~1974.3.12)の小野田少尉を捜索するフィリピン・ルバング島への旅が約100ページ。サブタイトルにあるように小野田少尉発見が本書の目玉ではあるのですが、内訳としては第一部の大放浪のパートのほうが大きくなっています。 旅行記をインテリ系と勢いに任せたものに分類すると本書は明らかに後者にあたり、文体も若者が書き飛ばした日記に近いものがあります。道中も行き当たりばったりのドタバタギャグ的なノリで、少尉発見も若者の勢いで成し遂げてしまった感があります。 かしこまった紀行文よりイキのよい海外体験記をお好みの方にぴったりです。
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