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日本幻想文学集成(33) 小栗虫太郎 海螺斎沿海州先占記

小栗虫太郎(著者), 松山俊太郎(編者)

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商品詳細

内容紹介 内容:完全犯罪.紅軍巴蟆を越ゆ.海螺斎沿海州先占記. 虚像的迫真性への偏執 松山俊太郎著
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1995/06/20
JAN 9784336032430

日本幻想文学集成(33)

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2022/01/05

小栗虫太郎 1901.3.14-1946.2.10(千代田区生、44歳没、脳溢血) 「海螺斎沿海州先占記」(昭和16年10月「文芸春秋」) ウラジオストクあたりにかけての「化外の地」の探検、踏襲記。江波戸海螺斎(えばとえさい)という探検家を、間宮林蔵、白瀬中尉の日本の2大探検家...

小栗虫太郎 1901.3.14-1946.2.10(千代田区生、44歳没、脳溢血) 「海螺斎沿海州先占記」(昭和16年10月「文芸春秋」) ウラジオストクあたりにかけての「化外の地」の探検、踏襲記。江波戸海螺斎(えばとえさい)という探検家を、間宮林蔵、白瀬中尉の日本の2大探検家に加えたい、という出だし。天明期の沿海州侵寇記(プリモルスカヤしんこうき)だという。「無主の地を先占して皇土を増やさんの目的をもって」とあり、発表の昭和16年の匂い。 それらしい古めかしい地図などもあり、何かの記録による実録文学か、とも思えるが、解説を読むとそうではなく創作のようだ。 「完全犯罪」がデビュー作で代表作と検索ではでてくるが、ちょっと読み進められなかった。 「完全犯罪」(昭和8年7月「新青年」) 「紅軍巴蟆を越ゆ」(昭和14年5月「文芸春秋」) 1995.6.20初版第1版 図書館

Posted by ブクログ

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