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へんてこもりにいこうよ へんてこもりのはなし 1
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社/ |
発売年月日 | 1995/03/01 |
JAN | 9784034601006 |
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へんてこもりにいこうよ
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商品レビュー
4.1
35件のお客様レビュー
いろいろ、へんてこな、いきものがでてきてびっくりしました。あとこの本で1番おもしろかったのは、形もへんだし、名前もへんな、まるぼと、ぼさこうと、うるりんぞとかが、しりとりで、出てきてしまうところです。どうしてかというと、しりとりでかんたんに出てきてしまうなら1どは、会ってみたいか...
いろいろ、へんてこな、いきものがでてきてびっくりしました。あとこの本で1番おもしろかったのは、形もへんだし、名前もへんな、まるぼと、ぼさこうと、うるりんぞとかが、しりとりで、出てきてしまうところです。どうしてかというと、しりとりでかんたんに出てきてしまうなら1どは、会ってみたいからです。
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たかどのほうこ(高楼方子)さんの作品は、『ココの詩』や『黄色い夏の日』のように、結構な重みのあるシリアスなものがあるかと思ったら、本書のようなとびきり明るい型破りなものがあったりと、そのあまりのギャップの差に時折怯んでしまうのだが、その辺は対象年齢の違いや伝えたいことが異なるこ...
たかどのほうこ(高楼方子)さんの作品は、『ココの詩』や『黄色い夏の日』のように、結構な重みのあるシリアスなものがあるかと思ったら、本書のようなとびきり明るい型破りなものがあったりと、そのあまりのギャップの差に時折怯んでしまうのだが、その辺は対象年齢の違いや伝えたいことが異なることもあって、一概にどうこう言えないものの、ここまで来ると、まるで別人のような感覚を抱いてしまい、そこがとても面白い。 いわゆる『へんてこもりの はなし』シリーズの1作目(1995年)であり、「へんてこもり」とは、「そらいろようちえん」の裏に作られた森のことで、作った人が「ヘンテ・コスタ」さんなので『ヘンテ・コスタのもり』という名前はあるものの、皆は「へんてこもり」と呼んでおり、そんな愛称の付け方に如何にもな子どもらしい面白さを感じられたところから、既にこのシリーズの意図するところが見えてきそうな気がする。 お話は、幼稚園の休み時間に仲良し4人組(アキオ、ケケコ、ブンタ、ノンコ)が、普段とは違う場所からへんてこもりの中へ入ったことも影響したのか、その中で「どうぶつしりとり」をしたときに、まさかの出来事が発生する。 それはしりとりの最中、ブンタに「ま」の付く動物が回ってきたときであった。 おそらくブンタは内心「えっ!?」と戸惑ったのであろう。そう、「ま」の付く動物と聞くと一瞬頭の中が真っ白になってしまう、そんな感覚はよく分かるが、少し冷静になれば、マングースとかマントヒヒとかマダガスカルミドリヤモリとか、結構あるから頑張れと応援したところ、おもむろに彼の言った動物の名前は「まるぼ」であった。 まるぼ・・・いや、さすがにそれはないだろと私は思い、他の3人も「そんなどうぶつ、いないぞ!」と騒いだから、ブンタも「やっぱりいないか」と頭をかいたところ、こんな声が聞こえてきたぞ。 「まるぼなんて どうぶつ いないだって? じゃあ、この おれさまは だれなんだ。 おれさまは まるぼだぞ」 ・・・えーっ!? そんなのあり? ところが、ありなんです。 何故ならば、本書は子どものための幼年童話だからです。 私が考えたところ、ここでの「へんてこもり」というのは、きっと子どもの心の中の世界で、そこで起こることは何でもありの自由自在で、可能性は無限大の面白さとくれば、あとは子どもの想像の赴くままにどうぞといった感じなのだと思い、そうした過程で思い出したのが、同じ方子さんの絵本『まあちゃんのながいかみ』で、そこでの破天荒な想像力の飛躍ぶりは、まさに本書の型破りな何でもありの展開と呼応していて、子どもの心の中に秘められた可能性に枠など無いのだということを改めて教えてくれる。 そして、そうした楽しさがよく表れているのが方子さん自身の表紙の絵であり、これにはある法則性がありつつ、子どもにとっての居心地の良さを絵から充分に感じられるのは、人間だけではなく動物や動物っぽいもの(笑)もひっくるめて、皆が楽しそうな表情をしている、これが全てなんだと思った。 そんな本書は『路傍の石幼少年文学賞』受賞作品であり、「路傍の石」と聞くと、真っ直ぐで切ない凜とさせるものがあるが、そうした真摯なものも本書のような楽しいものも、子どもたちには何でも吸収していってほしいと切に願いたい。 なんて書いておいて、実は本書の終盤も割と切なかったりするのだが、そんな中で、まるぼの『ヤカン目、マルヤカン科、マルボ』という動物学者の分類には、あんたヤカンがこの世に出てこなかったら、どうなってたんだと突っ込みたくなる、そんな適当感にも味があって、何でもありってやっぱり楽しい。
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へんてこもりシリーズ① 某塾の体験テストの題材となっていて、子どもが全ストーリーを知りたがったのがきっかけで読み始めたシリーズ。 そらいろようちえんにある『ヘンテ・コスタのもり』
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