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古代文字の世界 エジプト象形文字から線文字Bまで 講談社学術文庫1196
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古代文字の世界 エジプト象形文字から線文字Bまで 講談社学術文庫1196

モーリス・ポープ(著者), 唐須教光(訳者)

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古代文字の世界 エジプト象形文字から線文字Bまで 講談社学術文庫1196

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1995/09/10
JAN 9784061591967

古代文字の世界

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2025/11/09

新潮社から「古代文字解読の物語」と題されて訳された本の文庫本。新潮社版より掲載されている写真や絵が減っているが特にヒエログリフの解読についての過程が興味深い。書かれているのはルネサンス期以降で聖書やホラポロンの本をはじめとして教会教父やギリシャ・ローマの古典、ヨセフスやフィロンな...

新潮社から「古代文字解読の物語」と題されて訳された本の文庫本。新潮社版より掲載されている写真や絵が減っているが特にヒエログリフの解読についての過程が興味深い。書かれているのはルネサンス期以降で聖書やホラポロンの本をはじめとして教会教父やギリシャ・ローマの古典、ヨセフスやフィロンなどの著作を元にして空想的な解釈から徐々に学問的な研究に入りシャンポリオンの解読へと進む過程が興味深い。新潮社版どころか、この講談社学術文庫版が刊行された時点でも言及されている教会教父の著書で邦訳があった本は少なかったはずだ。ホラポロンの本ですら邦訳が刊行されたものだ。  コプト語の記述は「エジプト教会の公用語にはなりはしたけれども」、「話しことばとしては、コプト語はそれからいくばくもなく死に絶えることになるのである」(70頁)では分かりづらい。コプト教会では今でもコプト語が典礼用語として使われているからだ。  著者は「ゼンド・アヴェスター」のフランス語訳を刊行したアンティクル・デュペロンと古代ペルシャ語の楔形文字を部分的にしろ解読したグローテフェントの役割を過小評価している。デュペロンが「アヴェスター」のフランス語訳を刊行しなかったら古代ペルシャ語の解読は遅れていた可能性があるだろう。  文庫版の訳者あとがきによると「われわれによく知られている地名や人名、例えばアテネ、ミケーネ、ピタゴラス、等は、通常慣用的に使われている表記の仕方に従い、そうでない語はなるべく原語に近い音で表記したつもりである」(405~406頁)とあるので「ケンプファー」とドイツ語読みで音写された人物がエンゲルベルト・ケンペルなのは知らなかったようだ。

Posted by ブクログ