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関西人の正体 コテコテの大阪が薄味を好むわけ DENIM books
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/ |
発売年月日 | 1995/08/10 |
JAN | 9784093804110 |
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関西人の正体
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今回の本は、神保町できょうまで開催していた古本まつりで偶然見つけたものだ。さすが「知のワンダーランド神保町」だけのことはある。ついでに、「美人コンテスト百年史 - 芸妓の時代から美少女まで」という同じ著者の本も見つけたが、以前図書館で読んだ覚えがあるので買わなかった。 関西...
今回の本は、神保町できょうまで開催していた古本まつりで偶然見つけたものだ。さすが「知のワンダーランド神保町」だけのことはある。ついでに、「美人コンテスト百年史 - 芸妓の時代から美少女まで」という同じ著者の本も見つけたが、以前図書館で読んだ覚えがあるので買わなかった。 関西人と聞いて浮かんでくるイメージはたくさんある。お金の話が好き、関西以外で生活していても関西弁を使う、阪神タイガースの熱狂的なファン、タコ焼き器が一家に一台ある、ヒョウ柄の服を着たおばはんがいるなど。 そんなイメージに対して井上は、「関西人に張られたレッテルを敢然とひっぺかす知的エッセイ」とあるように、「関西人も知らない関西人のホンネ!」に迫るのが今回の本だ。 関西弁に関して、マスコミが作っている面があると指摘している。著者が口にしないような関西弁を活字にしてしまい著者を困らせることがあると述べている。東京の編集が求めるのは、「関西弁もどきでさえあればいい」といったように、関西の香りがすればいいようだ。 「食いだおれ」という言い方にも疑問を挟んでいる。著者曰く、あのフレーズは、「振興の隆盛地に冠されるレッテルであった」ように、今の大阪の現状を表していない。過去の栄光を忘れることができないから今でも言い続けているのだと述べている。 1995年に発行された本なので、もう20年以上たっているが、今の関西はどうなっているのだろうか。著者に今の関西についてどう思っているのか本を出してもらいたいなあとふと思った。
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