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いっぱしの女 ちくま文庫
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いっぱしの女 ちくま文庫

氷室冴子(著者)

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いっぱしの女 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1995/09/21
JAN 9784480030818

いっぱしの女

¥220

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2021/12/09

少し前の言葉で"飛んでいる女"の実態を事細かに描写したエッセイ集だが、男に阿ることなく生きる女性の姿がよく現れていると感じた.初版は1992年だが、今の時代にも当てはまる事象が多かった.ただ今はスマホに取り込まれている女性が多いので、そのあたりを踏まえたエッセ...

少し前の言葉で"飛んでいる女"の実態を事細かに描写したエッセイ集だが、男に阿ることなく生きる女性の姿がよく現れていると感じた.初版は1992年だが、今の時代にも当てはまる事象が多かった.ただ今はスマホに取り込まれている女性が多いので、そのあたりを踏まえたエッセイが読んでみたい.

Posted by ブクログ

2020/06/23

氷室冴子さんの小説は海が聞こえるしか読んだことがないのですが… エッセイがとっても面白くて大好きです。 この本での氷室さんとそんなに変わらない年齢ですが、私なんて軽く生きてるなーって思っちゃうほど、色んな事への洞察力というか、思慮深い方です。 それと同時にシュールな笑いというか、...

氷室冴子さんの小説は海が聞こえるしか読んだことがないのですが… エッセイがとっても面白くて大好きです。 この本での氷室さんとそんなに変わらない年齢ですが、私なんて軽く生きてるなーって思っちゃうほど、色んな事への洞察力というか、思慮深い方です。 それと同時にシュールな笑いというか、たまに声出して笑っちゃうところもあって、本当に楽しい本でした。

Posted by ブクログ

2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1995年(底本1992年)刊行。初めて著者作品読了。個人的には、逆境や問題に対して、柳に風の如く受け流しつつ、自らの立ち位置を自然に確立していく女性が好み。自分が絶対できないから、というのがその理由だが、著者は本書を読む限り、どちらかと言えば、好みとは真逆の、自らの意見を声高に主張する不器用なタイプ。それ故か、途中辟易する箇所は多かった。ただ、日本書紀と古事記の差として、女すら大義・正義に生きることをあえて描こうとした前者と神々の力や人間を素直に描いた後者という風に言及した箇所は、おぉっ、と思わされた。 あるいは、小説や文学作品を「判った」といとも簡単に述べる心性(著者は女性を挙げる)と、友人・知人の性格や感情を「判った」と簡単に評する心性に共通項を見出し、その蒙昧さを鋭く突いた「いちばんとおい他人について」はなかなか興味をそそられた。

Posted by ブクログ

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