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経験と言葉 その根源性と倫理性を求めて 宝積比較宗教・文化叢書3
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大明堂/ |
発売年月日 | 1995/03/15 |
JAN | 9784470201037 |
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経験と言葉
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「経験と言葉」というテーマにかんする15人の論者の論文を収録しています。 多くの論文では、経験と言語の関係をめぐる議論を展開しつつ、経験と言語の根源にあるものへの言及がなされているのが目につきます。たとえば藤田正勝の論文「経験と言葉―沈黙の語り」ではメルロ=ポンティの「沈黙」の...
「経験と言葉」というテーマにかんする15人の論者の論文を収録しています。 多くの論文では、経験と言語の関係をめぐる議論を展開しつつ、経験と言語の根源にあるものへの言及がなされているのが目につきます。たとえば藤田正勝の論文「経験と言葉―沈黙の語り」ではメルロ=ポンティの「沈黙」の概念が、福井一光の論文「存在意識の変革について―ヤスパースの「形而上学的経験」と「暗号文字」の問題を中心として」およびA・チェザーナの論文「現代における神話―ヤスパースとブルトマンの神話論争」では、ヤスパースの「超越者」の概念が、岡田紀子の論文「「言葉に関して経験をなすこと」―ハイデガーにおける詩と言葉」では、ハイデガーの「存在」の概念が、それぞれとりあげられており、それらの光のもとで経験と言葉をつなぐ道がさがし求められています。 そのほかでは、ジェイムズとユングの宗教観を比較検討したJ・W・ハイジックの論文「神話としての宗教的体験の優先―その倫理的次元の復興に向かって」や、時枝誠記と佐久間鼎の日本語論を西田幾多郎と和辻哲郎の哲学に関係づけた田中久文の論文「日本人の基礎経験と日本語の論理構造―1930年代における国語学の思想的意義」が興味深く感じました。
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