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寄生バチをめぐる「三角関係」 講談社選書メチエ43
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寄生バチをめぐる「三角関係」 講談社選書メチエ43

高林純示(著者), 田中利治(著者)

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寄生バチをめぐる「三角関係」 講談社選書メチエ43

定価 ¥1,602

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1995/03/10
JAN 9784062580434

寄生バチをめぐる「三角関係」

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2017/01/23
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1995年刊。著者は高林が京都大学農学部農薬研究施設助手、田中が名古屋大学農学部環境昆虫学教室助教授。著者来歴・表題どおり、本書は昆虫生態系が主題。微小な昆虫でさえ、目に見えない微妙な化学情報ネットワークで、繊細・精緻な生態系を構築。著者らお得意の、この化学生態系の観点で①植物食性昆虫から自らを防衛すべく植物が雇う用心棒昆虫、②寄生バチが寄主昆虫を制御すべく共生ウィルスを利用、これら二つの三面関係を検討。特に、アワヨトウ幼虫に産み付けたカリヤコマユバチの卵を、異物への免疫反応から防衛する化学的方途は驚異。 ともかく、非常に微小な昆虫、ウィルスなどが、これまた、分子(匂い等)を利用した精緻・精巧・精密な仕組みで、互いに共生したり、対立などしつつ、生存・生殖・次代への継承という目的を達成していく姿には、神々しさを感じずにはいられない。

Posted by ブクログ

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