- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
錯覚の心理学 講談社現代新書1233
定価 ¥695
220円 定価より475円(68%)おトク
獲得ポイント2P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1995/01/20 |
JAN | 9784061492332 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
- 書籍
- 新書
錯覚の心理学
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
錯覚の心理学
¥220
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
本書は初めに、次のように書いています。 「錯覚は人をひきつけてやまない。第一に驚くと共に不思議を感じる。目だましを食らうのは自分であるのに、なんとも楽しくてしかたがない。」 そして、本題として私たちが良く知っている錯覚のアレコレを紹介。 錯覚・錯視の歴史・博物館などが数々挙げられ...
本書は初めに、次のように書いています。 「錯覚は人をひきつけてやまない。第一に驚くと共に不思議を感じる。目だましを食らうのは自分であるのに、なんとも楽しくてしかたがない。」 そして、本題として私たちが良く知っている錯覚のアレコレを紹介。 錯覚・錯視の歴史・博物館などが数々挙げられていて、それだけでも十分楽しめます。 では、この錯覚や錯視が何故おこるか? また、それを楽しもうという心理が何故働くか、、、という事も縷々述べられています。 感覚と心。 感覚は変わりやすく不正確である。そこで心の働きが外界の正確な写しを作り出し、ゆがみを正すという考え方。 その一方出、感覚は本来正確で環境の真実の姿を捉える様にできている。限界があるのは心であり間違うのも判断能力であると言う考え方。 その二つの考え方の「橋渡し」となるのが錯覚の研究であると本書は言う。 「目はだまされるものである」 と、いうのが錯視の正体なのかもしれません。 私たちは、自分たちの感覚を信じて日常を送っています。 空を見上がれば月が輝いている。 しかし、同じ月なのに、天頂の月と地平のそれとは大きさが違って見える。 何故? あるべきところにあるものが見えない。 またあるにもかかわらず見えない。 何故? そんな、あんなこんなを分析して、更には3Dにまで話は及びます。 しかし、今にいたっても錯視の本態が何か分かっていないという。 そして最後に著者は言う。 錯覚は時代により、その範囲と形を変えていく。 つまり、 つまり、 昔の人が見た月と現代の我々が見る月は微妙に違うのだろうか??? 心も感覚も「絶対」ではありえない。 変わるものである。 と、するなら人は変わることができるし、変わらなければならない。 「そこにある」 「今、ここにある」 それは絶対ではあるが、しかし同時に不確かなものであるとしたなら、 私たちが、生きる上で何をもって糧・指針とするかと言えば、 「空=くう」なのかもしれません。 多分、これとて錯覚かぁ、、、 と、思えば実に深みがあり極みが見え、 蒼穹に吸われていく気がして面白い。 深みにはまります。
Posted by