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狂気はここに始まる(下) 日本人が「こうなった」のはなぜか カッパ・サイエンス栗本慎一郎「自由大学」講義録4
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狂気はここに始まる(下) 日本人が「こうなった」のはなぜか カッパ・サイエンス栗本慎一郎「自由大学」講義録4

加地伸行(著者), 笠井潔(著者), 小松和彦(著者), 鎌田東二(著者), 橋爪紳也(著者)

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狂気はここに始まる(下) 日本人が「こうなった」のはなぜか カッパ・サイエンス栗本慎一郎「自由大学」講義録4

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 1995/10/30
JAN 9784334061029

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2014/08/04

「栗本慎一郎自由大学講義録」第4弾下巻。 加地伸行の「儒教なくして日本なし」では、現代の日本文化の中に生き続ける、儒教的な死生観や家族観を探っています。 笠井潔の「「輸入」された天皇制・国民国家」では、明治以降近代的な君主国家として歩み始めた日本の歴史に、ヘーゲル的な国家像を...

「栗本慎一郎自由大学講義録」第4弾下巻。 加地伸行の「儒教なくして日本なし」では、現代の日本文化の中に生き続ける、儒教的な死生観や家族観を探っています。 笠井潔の「「輸入」された天皇制・国民国家」では、明治以降近代的な君主国家として歩み始めた日本の歴史に、ヘーゲル的な国家像を超え出るような非農耕民的なエネルギーが生き続けていたことが論じられます。 小松和彦の「日本近代は何を隠してきたのか」も、やはり日本の「近代」の中に「近代以前」が作用していたにも関わらず、「近代化」という神話によってそのことが見えなくされてきたのではないかと論じられています。 鎌田東二の「「神」はいかにつくられたか」では、伝統的な日本の宗教がシンクレティズムだったことが論じられ、一方平田国学の中に含まれていた幽冥的なものが近代の宗教政策の中でしだいに見えにくくなってきたことが指摘されています。その上で、こうした日本の宗教の中にあるもっとも土俗的な部分は、いまだに十分解明されていないのではないかという指摘がなされています。 橋爪紳也の「いかがわしさを失った日本人」では、荻生徂徠以降、日本の都市政策の中に、政治的な機能を表わす「都」の要素と、マーケット・プレイスとしての「市」の要素があったことが指摘され、とくに「市」のいかがわしく乱雑なエネルギーが都市を活性化してきたことが論じられます。 平岡正明の「「日本」は死ななきゃ治らない」では、広沢虎造という浪曲師と『次郎長伝』にまつわるさまざまな話題が紹介され、制度外の民の持つエネルギーへの関心が率直に語られています。

Posted by ブクログ

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