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重力波天文学への招待 NHKブックス681
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会/ |
発売年月日 | 1994/01/27 |
JAN | 9784140016817 |
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重力波天文学への招待
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1994年刊行。著者は東京天文台助教授。 可視光等の電磁波とは異種の、かつ、宇宙にふんだんに存在する重力に起因する重力波(厳密には空間の歪みが伝わっていくこと?)を分析すれば、今まで見えてこなかった宇宙の像が見えてくる。 本書は、刊行当時に精緻な観測装置が開発軌道に乗りつつあった重力波観測に基づく天文学の在り様と、将来の展望、観測すべきテーマを、一般相対性理論を踏まえつつ開陳する。 勿論、①死せる恒星がブラックホールへと至る過程は興味深い。 が、それよりも②ビッグバン過程における電磁波が生じる前の時期。すなわち、重力だけが四つの力の統合から分離した最初期の模様を、重力波だけが映し出してくれるはずという点は実に興味をそそる問題意識だ。 本書は確かに一昔前の書と言わざるを得ないが、こういう問題意識を重力波観測が担っているということを知れただけで個人的には充分な価値がある。 なお、高校物理の波動の項目、教科書的な用語と波動伝達の在り方くらいは知っておいた方が読みやすいんだろうなとは感じたところ。 読破に時間がかかってしまった…。
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