死なれては困る 新潮文庫

夏樹静子(著者)

• 内容紹介: 内容:酷い天罰.死なれては困る.女子大生が消えた.路上の奇禍
• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 1994/01/25
• JAN: 9784101443041

商品レビュー

2013/04/28

４つの短編が入ってるミステリー小説。

『酷い天罰』
一年前に交通事故で女性を死なせた不良息子が殺された。という話。
これは、読んですぐ「あ、こいつが犯人だ」と分かってしまった。こういうのって、だいたい意外な人が犯人だからね～。

『死なれては困る』
本の題名にもなってる短編。
やり手の社長が突然倒れ昏睡状態に。。。。だれがそうした？
これも読んでてだいたい話の筋が見えてくる。。。

『女子大生が消えた』
ある日、突然女子大生が消え、東北で変死体で発見される。

『路上の奇禍』
ある日、女性がゴルフの素振りの練習中にあやまってジョギング中の男性を死なせてしまった。それから１年経って、今度は銃の手入れをしてる最中に謝って発砲し通行人を死なせてしまった事件が起こる。その接点は？
これが、４編の中で一番凝ってた話で面白かったかな。

でも、まぁ、全体的に普通に面白いミステリー短編集でした。