1,800円以上の注文で送料無料

おじいちゃんは荷車にのって
  • 中古
  • 書籍
  • 児童書

おじいちゃんは荷車にのって

グードルン・パウゼヴァング(著者), 遠山明子(訳者), インゲシュタイネケ

追加する に追加する

おじいちゃんは荷車にのって

定価 ¥1,282

110 定価より1,172円(91%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 1994/06/30
JAN 9784198601256

おじいちゃんは荷車にのって

¥110

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/03/08

おじいちゃんの様々な価値を一つずつ思い出させる人々。山の崖につくまでだまって荷車を引きながら、最後に「いやだ」という孫。あったかい。

Posted by ブクログ

2016/07/14

読み始めてすぐに自発的な姨捨山という 死を受け入れる自殺という結末が読めてしまうが それでも最後まで読めたのは それなりの豊かな流れがあったからだと思う それにしても社会が生きづらくなった今 この物語を書こうと思うと もっと切実な問題として ベニスの商人の如くにお金でしか命を測...

読み始めてすぐに自発的な姨捨山という 死を受け入れる自殺という結末が読めてしまうが それでも最後まで読めたのは それなりの豊かな流れがあったからだと思う それにしても社会が生きづらくなった今 この物語を書こうと思うと もっと切実な問題として ベニスの商人の如くにお金でしか命を測れないという 大自然の法則に反する人間社会の価値観を 考慮しなければならないことになり 嘘を書き込まないかぎり 豊かさなど微塵もなく読む気も起こらない本に ならざるをえないだろう 政治を主権者たる庶民の手に取り戻して 誰もが程々に生き抜ける 棲み分けと補い合うことを両立させる環境を 編み出さなければならない それには可能は範囲で 無条件のベーシックインカムを実施することだと思う

Posted by ブクログ

2014/08/10

おじいちゃんが老いに絶望し、たった一人の身内である孫に、荷車で山の頂上まで連れて行け、と言う。一人死ぬつもりなのだ。『楢山節考』みたいだが、はじめからそうはならないだろうと思わせる温かさとユーモアがあるので、安心して読める。 ドイツ語で書かれた物語だが、舞台はイタリアのようだし、...

おじいちゃんが老いに絶望し、たった一人の身内である孫に、荷車で山の頂上まで連れて行け、と言う。一人死ぬつもりなのだ。『楢山節考』みたいだが、はじめからそうはならないだろうと思わせる温かさとユーモアがあるので、安心して読める。 ドイツ語で書かれた物語だが、舞台はイタリアのようだし、時代はまだ田舎には車も走らないような頃。孫は学校に通っている。祖父は読み書きできないが。 『パードレ・パードローネ』も思い出す。あれくらいの頃かもしれない。 老いれば体にガタがくるし、考えも鈍り、いいことばかりとは言えないが、まだまだ人の役に立てるし、楽しみもある。 児童書ではあるが、老いを感じ始める大人に元気をくれる本だと思う。 周りの人たちが、皆おじいさんを愛し、頼りにしているのがいい。(おじいさんも愛され、頼りにされるに足る、知恵と経験の持ち主であることがちゃんと描かれている。) 現実にはここまで他人に愛されることはないだろうが、だからこそ外国のちょっと昔の話として書いたのだろう。現代ドイツの話ではこうはいかないから。 ちょっと幸せな気分になる本。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品