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人間としての成功 PHP文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 1994/02/15 |
JAN | 9784569566207 |
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人間としての成功
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
松下幸之助さんとい…
松下幸之助さんといえば言わずもがな 松下電器の創業者ですよね。戦後の激動の時代に 先見の明があったんだな・・・って感動しますね。
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成功者でありながら、…
成功者でありながら、まだまだそうとは思わずに成功者とは何かを問うあたりが凡人とは違うところかもしれない。調和を伴って進歩があるのであって、進歩があるから調和が生まれるのではないと言われている点には感銘しました。
文庫OFF
松下幸之助が並みの経営者ではなかったのは、彼が残した数々の立派な言葉や教訓、そしてたった1代で世界で戦える電機メーカーに育て上げたことでも実証されていますが、本書を読んでもっと身近なところにあったことに気づきました。 それは、部下を叱る場面でみられるのですが、部下は松下に叱られた...
松下幸之助が並みの経営者ではなかったのは、彼が残した数々の立派な言葉や教訓、そしてたった1代で世界で戦える電機メーカーに育て上げたことでも実証されていますが、本書を読んでもっと身近なところにあったことに気づきました。 それは、部下を叱る場面でみられるのですが、部下は松下に叱られたことで一人前になったと喜び、そしてその意に報おうとさらに努力するというお互いの関係性の構築です。 これは、叱る方にまず、人として部下に対する愛情と、さらに経営者として会社に対する責任感がうまくバランスがとれていなければ、叱られる部下の方は、単なる社長の不満のはけ口、末端社員への責任転嫁などという私憤に駆られてしまうのが関の山です。 経営者としての日々の接し方や考え方が部下にきちんと理解されているからこそ、叱責の言葉は愛情の言葉だと理解されえる良好な関係が成立しています。 そして、この怒りに関しては、特に今の安倍政権が読むべきものだという思いを強くしました。 西ドイツの首相、アデナウアーが「怒りを忘れてはならない」という言葉を残したそうですが、もちろんここでいう怒りとは私憤ではなく公憤であり、国家のリーダーは国家国民の為にならないことについては怒りをもって対処することの必要性を強調したものです。 今の与党政権は、身内の不祥事を極力庇いあって、野党から攻撃されなければ良しとしている雰囲気があります。つまり、本来国家国民への裏切り行為にも関わらず、政権運営のために正義の怒りを忘れるという根本的な誤ちを犯しています。 怒るということは、怒る立場の自分にも責任が発生することになり、リーダーであればその改善策を速やかに提示実行しなければならない責務が生じます。 例えば、現在千葉県で起きている長期停電について、13日の記者会見で菅官房長官は「今回の豪雨災害への対策については、大雨となる前から災害発生後にかけて、迅速かつ適切におこなったと考えております」という発言をしています。 これは政権対応には落ち度がないというコメントなのでしょうが、災害者や国民からすれば、まず復旧の遅れを国民の代表としてまず怒れよと言いたくなります。 「復旧の遅れを申し訳なく思うとともに、自然災害とはいえ被災者の皆様のどこに向けていいのかわからない怒りを政府として真摯に受け止めています。今後は、政権一丸となって復旧作業の迅速化を図ってまいります」くらいのコメントさえ出せない。 なあなあにしておけば、まるで問題が勝手に収束するとでも思っているかのようです。 かと思えば、韓国や中国の度重なる挑発行為に関しては、お得意の「遺憾の意を示す」と怒ったふりをする・・真剣な怒りではないから、抜本的な対策や対抗策を取ろうともしない・・ つまり、政権存続のためには問題が発生しても大事にはしない、できるだけ現状を取り繕って穏便に済まそうとして、同じ問題が繰り返し起こる・・・という悪い連鎖から抜けきれません。 自民党の問題点が、国家国民のために真剣に怒らないということに、本書は気づかせてくれました。 本書で触れられている他のエピソードも味わい深いものがあります。 ある時、販売店に不良品を送ってしまい、販売店主が会社まで怒鳴り込みにきたものの・・社員がまるで我がことのように親身になって対応し、不良対策についてもその場で納得できる形で解決策を提示する会社の姿を見せられてかえって会社への信頼を強くしたという話。 また、不景気で会社を潰してしまったある経営者は、借金返済のために自分のみならず妻の指輪や家事道具一切合切銀行に差し出したそうですが、逆にその人の銀行からの信頼度はより高まって、その後、その経営者は見事復活できたそうです。 誠意、責任感、素直さ・・人間として成功するために必要な3つの徳が、私なりの本書の解釈です。
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