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「葬式ごっこ」 八年後の証言
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 風雅書房 |
| 発売年月日 | 1994/10/10 |
| JAN | 9784894240339 |
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「葬式ごっこ」
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
葬式ごっこをされた日にも彼は笑っていた。いじめといじりの違いや、先生も止められなくなった生徒の暴走。昭和後期、学校が荒れていたと揶揄される時代の学生たちは、学校の厳しい規律や受験など、生きづらさを抱えていた。現代はSNSで発信される幸せになった者勝ちのような美の基準や幸せの基準が...
葬式ごっこをされた日にも彼は笑っていた。いじめといじりの違いや、先生も止められなくなった生徒の暴走。昭和後期、学校が荒れていたと揶揄される時代の学生たちは、学校の厳しい規律や受験など、生きづらさを抱えていた。現代はSNSで発信される幸せになった者勝ちのような美の基準や幸せの基準が高くなり、生きづらさがあるが、当時も出来の良い兄弟や、友だちと同じレベルでなければいけないという生きづらさはあったのだ。人間は誰しも残虐性を持っていると思うが、それらが姿を表すのは、自分がとても追い込まれている時のような気がする。何かいたぶれるものを見つけ、それを徹底的に潰す。自分の中の負の感情を一生懸命ぶつけているような印象を受けた。鹿川君は東京から東北に逃げ、もしかしたら生きられる場所を探していたのかもしれない。誰も知らない土地でならやっていけると思ったのかも。でも心の根底にあったのは、自分は死んでも良い人間だということ。正常な人間がトイレで首を吊るなんて恐怖でできないと思うが、それも考えられないほど彼の心は崩れてしまっていたのだろう。昔の本って、こんなに個人情報晒して良いの?!ってくらい情報量が多くて驚いた。
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小山田本からの流れで読んでみた一冊。 まず装丁からして今じゃ考えられない。 いじめを傍観していた少年少女たちの 8年後のインタビューから成り立っているが、 いじめの当事者のインタビューも、 教師たちのインタビューもない。 最後に同級生3人の座談会がある。これも違和感。 あの事...
小山田本からの流れで読んでみた一冊。 まず装丁からして今じゃ考えられない。 いじめを傍観していた少年少女たちの 8年後のインタビューから成り立っているが、 いじめの当事者のインタビューも、 教師たちのインタビューもない。 最後に同級生3人の座談会がある。これも違和感。 あの事件を経験して、みんな大人になったとか、 自分は幸せになりたいとか、何を言ってるんだ?
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1986年に実際にあった中野区立中野富士見中学校の生徒がいじめを苦に自殺した事件を追ったノンフィクション。 鹿川裕史くんは、盛岡の駅地下のトイレで首を吊って死んでた。 クラスのみんなや先生による虐めを苦にしての自殺。 親も別居や離婚、復縁などがあった複雑な家庭環境の中、何も精神的...
1986年に実際にあった中野区立中野富士見中学校の生徒がいじめを苦に自殺した事件を追ったノンフィクション。 鹿川裕史くんは、盛岡の駅地下のトイレで首を吊って死んでた。 クラスのみんなや先生による虐めを苦にしての自殺。 親も別居や離婚、復縁などがあった複雑な家庭環境の中、何も精神的な支えがなかった鹿川君。 死ぬ何ヶ月か前には、彼を死んだことにする「葬式ごっこ」が行われ、クラスのほとんどの生徒や4人の教諭の著名まであったという。 この本を読んだときに、重松清の「十字架」を思い出した。 クラスの子が虐めを苦に自殺して、その後、同級生は何か感じ何を背負っていきてきたか。 何人かの元級友による8年後の証言が書かれていて、みんないろんな葛藤や思いをもちながら、重い十字架を背負ってそのこなりの人生を歩んでるのに、すこしは救われた気がした。 みんなその当時はそういう環境の中、それは仕方なかった。そんな大それたものではなかった。 と言ってたけど、鹿川君の自殺に寄って、彼らはいろいろ考えさせられたんだと思う。 じゃないと、彼の死が無意味なものになってしまう。 ある生徒が言ってた 『あれだけのことをしてしまったんだから、そのことを忘れて生きるのは、許されないと思う。』 胸が熱くなった。 いろいろ言いたいことはいっぱいある。 やっぱりこういう虐めは学校や家庭の環境が、もっと子供のことをサポートしてあげる体制になってないからおこるのか? 本当は、一人一人が愛情に飢えてたから、そういう虐めが出てきたのか。。 先生も親もまわりに流され、子供のことを本当にかまわなくなった。 子供のことを本当に親身に考えていたら、平手打ちをしても子供はちゃんと育ったはず。 これは、大人たちの責任なんだと。つくづく思った。 子供をかまいすぎるのも良くないけど、子供がこまったときや困難に陥ったときに、自然と手を差し伸べてあげられる親になりたい。
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