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マリコ マリキータ 文春文庫
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マリコ マリキータ 文春文庫

池澤夏樹(著者)

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マリコ マリキータ 文春文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:マリコ/マリキ-タ.梯子の森と滑空する兄.アップリンク.冒険.帰ってきた男
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1994/04/10
JAN 9784167561017

マリコ マリキータ

¥220

商品レビュー

4.3

14件のお客様レビュー

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2010/05/28

池澤夏樹の初の短篇集…

池澤夏樹の初の短篇集です。作者独特の理科系の知識に支えられた客観的な、しかし引き込まれる描写が魅力的です。

文庫OFF

2020/05/10

著者の初期の短編五編を収録しています。 第一話「マリコ/マリキータ」は、南の島を訪れた日本人の文化人類学者が、島に暮らす「マリコ」という名前の女性と出会い、彼女の思い出を追って島を再訪する話。第二話「梯子の森と滑空する兄」は、ある村の村長になったというキミユキ兄の姿を雑誌で目に...

著者の初期の短編五編を収録しています。 第一話「マリコ/マリキータ」は、南の島を訪れた日本人の文化人類学者が、島に暮らす「マリコ」という名前の女性と出会い、彼女の思い出を追って島を再訪する話。第二話「梯子の森と滑空する兄」は、ある村の村長になったというキミユキ兄の姿を雑誌で目にした青年が、兄との思い出を振り返る話。第三話「アップリンク」は、南の島に天気を観測する機械を調整するためにやってきた男と、彼を待っていた島の女との一夜をえがきます。第四話「冒険」は、兄の妻である知子が家を出たことを知った妹の手紙という形式で、知子の計り知れない胸の内に思いが馳せられます。第五話「帰ってきた男」は、アフガニスタンの遺跡の調査にやってきた男たちの奇妙な体験談です。 理系的な視点で構築された物語と、そこから一気に想像力を飛躍させて精神的な領域へと移っていくところに、著者らしさを感じます。どの作品も印象的ですが、不思議とたがいに相通じるものがあるように感じられるのは、上述のような共通するテーマにつらぬかれているためかもしれません。

Posted by ブクログ

2020/01/10

海外旅行中に読了。 短編はどの話も秀逸で、中身が濃い。深遠な世界観。 特に最終話の「帰ってきた男」に引き込まれた。 エキゾチックな雰囲気の話が多く、サラッと読みやすいので異国旅にオススメの本!

Posted by ブクログ

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