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最上の地 私立探偵ハンナ 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1994/11/15 |
JAN | 9784061858220 |
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
女性がパワフルに活躍するのを読むのは本当に爽快である。 そりゃ~男性のハードボイルド探偵に比べるとヤワでアクション的魅力には欠けるかもしれないけれど、女性ならではの感性や男になんて負けるか!という底意地が私にとっては魅力なのである。 さて、本書はサラ・デュナントが描く女性私立探...
女性がパワフルに活躍するのを読むのは本当に爽快である。 そりゃ~男性のハードボイルド探偵に比べるとヤワでアクション的魅力には欠けるかもしれないけれど、女性ならではの感性や男になんて負けるか!という底意地が私にとっては魅力なのである。 さて、本書はサラ・デュナントが描く女性私立探偵ハンナシリーズの一作目。 誕生日を迎えたティーンエイジャーのお守役という、あまりにも女性探偵らしい仕事をする羽目になるハンナなのだが、仕事の締めくくりとなる時に、その女の子が目の前で車ごと爆発する。 依頼されたわけではないが、目の前で起これば、もし私が探偵ならばやはり事件の真相を自分なりに追究すると思う。ハンナもしかり! 真相を追っていくうちにハンナ自身もいろいろと危ないことにあうし、女性ハードボイルド小説に付きもの(?)の、恋愛とかプライヴェートもしっちゃかめっちゃか。 だけど自分の信念をまげず、突き進んでいくハンナがカッコイイのだ! それに時々言う、独り言がまさに女版フィリップ・マーロウ! ピリっとスパイスを含んだ一言に苦笑いがでたり、大笑いしたり。 読みたいシリーズが増えるのはうれしいのですが・・・なかなか入手方法と時間がぁ>< でもこれまた読み続けてみたいシリーズです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
1993年英国推理作家協会賞受賞 原題は「FATLANDS」(肥沃な土地) 私はハンナ・ウルフ、北ロンドンの探偵社で働く私立探偵。 今回の依頼は、14歳のマティー・シェパードを寄宿学校から家に送り届けることだった。 マティーは父親のトムは仕事にとりつかれていて、そのため母親は家を出ていき、彼女は寄宿学校へ入れられたと話した。 トムから遅れるとの伝言があり、マティーは自室にひきこもってしまう。 様子を見に行くと、彼女は書斎で電話しながらファイリング・キャビネットを調べていた。 トムからの電話で、芝居のチケットをなくしたので探していたと言う。 そして、本を取りにいったマティーが運転席に座った瞬間、車が爆発した。 トムは製薬会社ヴァンダムドの研究所長で、動物愛護協会過激派(ALF)から脅迫されていたため、犯行は父親を狙ったものと思われた。 トムが「チケットは劇場に預けてあった」と言ったことから、マティーの電話の相手は誰か調べることにした。 マティーと付き合っていた寄宿学校の庭師のトニーも行方不明だった。 ヴァンダムドの専務マリオン・エルロイによると、トムは飼育開発部の元責任者で飼育促進剤を発見した。 寄宿学校の庭師は以前、ヴァンダムドで臨時雇いの掃除夫として働いていたことがわかった。 庭師らしき男を目撃したヴァンダムド本社近くのパブに行った帰り、突然襲われ、庭師の写真を奪われる。 そして、その夜トムが毒物を注射して自殺したことを知る。 <解決篇> マティーの葬儀で「二人に。ジェイムズ・H」という花輪のメッセージを見つけ、送り主モーリス・クラプトンを訪ねる。 彼はヴァンダムドで飼育促進剤による豚の実験プロジェクトを監督していたが、1年3ヵ月前に心臓発作を起こし、現在は会社の年金で暮らしていた。 ホテルに戻ると、庭師の男が待っていて、クロロフォルムをかがされ、気を失った。 ヴァンダムドでは、飼育促進剤の認可を祝うパーティが始まろうとしていた。 豚舎で目覚めると、庭師とエルロイが現われた。 トムはクラプトンの心臓発作は飼育促進剤の影響ではないかと考え、実験を中止するよう提言したのだろう。 さらに、実験に使った豚の肉を食べた犬の変死事件が続いたが、会社は隠ぺいした。 飼育促進剤は特許切れが迫っていて、利益を得るためにはこれ以上の遅れは許されなかったのだ。 万一に備えて、トムは報告書のコピーをモーリスに送ったが、モーリスはコピーをエルロイに渡した。 エルロイはALFを装い脅迫状をトムに送り、ヴァンダムドで働いていた男を庭師に仕立てマティーに報告書を探させ、車に爆弾を仕掛けた。 マティーは発見した書類を庭師に持っていくために、車に乗って爆死したのだ。 文書が紛失したことに気付いたトムはモーリスに電話したため、自殺にみせかけて殺害された。 エルロイは「ヴァンダムドに侵入して、動物愛護精神から社に火炎爆弾を仕掛けたが、爆発に巻き込まれることになる」と立ち去る。 私は庭師を油断させるために泣き声をあげ、かがみこんだ庭師の鼠径部にスタンガンを押し付け、逃げた。 そして通路に出て、扉のかんぬきを引き抜いた。 閉じ込められていた豚が一斉に押し出され、男は突進してくる豚の一団の下敷きになった。 豚舎から約50ヤード離れたとき爆発が起きた。 エルロイは二人とも殺すつもりだったのだ。 私はパーティー客に向かって、「豚舎で病気にかかり狂った豚に男が殺された」と叫んだ。 エルロイが豚について真実を明かせば、彼の隠ぺい工作を暴くことはしないという条件にエルロイは応じた。 ヴァンダムドは肉を食べた農夫たちに、飼料のダストを吸ったことにするという条件で示談金を支払った。
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