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神を殺した男 ダーウィン革命と世紀末 講談社選書メチエ14
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神を殺した男 ダーウィン革命と世紀末 講談社選書メチエ14

丹治愛(著者)

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神を殺した男 ダーウィン革命と世紀末 講談社選書メチエ14

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1994/04/10
JAN 9784062580144

神を殺した男

¥605

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2019/12/11

半分くらい読んで挫折 ダーウィンがもたらした衝撃は人間の由来への理解や宗教観,生物学だけじゃなくてあらゆる分野で進化論の考え方が適用されていった. 適者生存:目的論的前進ではない,ゴールのない変化   人はなぜ生きるのかという問いに主に宗教が与えていた幻想をぶち壊した衝撃はす...

半分くらい読んで挫折 ダーウィンがもたらした衝撃は人間の由来への理解や宗教観,生物学だけじゃなくてあらゆる分野で進化論の考え方が適用されていった. 適者生存:目的論的前進ではない,ゴールのない変化   人はなぜ生きるのかという問いに主に宗教が与えていた幻想をぶち壊した衝撃はすごかっただろうなあ

Posted by ブクログ

2019/02/25

シャープな書きぶりと精緻な筆致で読み応えある良書。モダニズムということについて多少とも批判的思考を巡らすためには、やはりダーウィニズムを避けては通れないだろう。神を喪った西洋的知性退廃的思想というのは易し、か。しかし、他方で西洋はニーチェを生み出したのだから、それはそれで面白い。

Posted by ブクログ

2018/12/06

ダーウィン『種の起源』に始まるダーウィニズムが、生物学に留まらず、哲学、宗教学、倫理学、人類学、文学、心理学等、多方面に渡る19世紀後半の知の領域に及ぼした影響を、H・G・ウェルズ『タイムマシン』、ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』といった19世紀末文学テクストを軸に考察している。最...

ダーウィン『種の起源』に始まるダーウィニズムが、生物学に留まらず、哲学、宗教学、倫理学、人類学、文学、心理学等、多方面に渡る19世紀後半の知の領域に及ぼした影響を、H・G・ウェルズ『タイムマシン』、ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』といった19世紀末文学テクストを軸に考察している。最適者生存、生存闘争という面を誇張、歪曲して帝国主義、人種差別主義が理論的正統性の補強に利用したという分析、また『闇の奥』が帝国主義批判のみならず、西欧文明に対する両義的な眼差しを有したテクストという考察が興味深かった。19世紀末英国の文化的一側面の分析として、また文学テクスト批評として面白く読んだ。

Posted by ブクログ

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