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漱石の思い出 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1994/07/10 |
JAN | 9784167208028 |
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漱石の思い出
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商品レビュー
3.8
31件のお客様レビュー
ひねくれ者の漱石先生…
ひねくれ者の漱石先生と、直球勝負の夫人・鏡子さんが、とことんぶつかり合ってすごした二十年を夫人自らが語ります。苦しい夫婦喧嘩の記述も多々ありますが、にもかかわらずこの本から溢れる、なみなみならぬ漱石への愛情はどうでしょう。解説は二人のお孫さん半藤末利子氏ですが、こちらも名エッセイ...
ひねくれ者の漱石先生と、直球勝負の夫人・鏡子さんが、とことんぶつかり合ってすごした二十年を夫人自らが語ります。苦しい夫婦喧嘩の記述も多々ありますが、にもかかわらずこの本から溢れる、なみなみならぬ漱石への愛情はどうでしょう。解説は二人のお孫さん半藤末利子氏ですが、こちらも名エッセイです。漱石ファンなら必読です。
文庫OFF
漱石夫人の語り口調だからこそ伝わってくるものがあって、雰囲気とか空気というか…それはよかった。たまに一文が長くて読みにくいところもあったけど楽しく読めた。解剖のところは仮名がカタカナだから頑張った〜。 夏目漱石は小さいころ大変だったのだな…かわいそうだよ。その後の神経衰弱もつらか...
漱石夫人の語り口調だからこそ伝わってくるものがあって、雰囲気とか空気というか…それはよかった。たまに一文が長くて読みにくいところもあったけど楽しく読めた。解剖のところは仮名がカタカナだから頑張った〜。 夏目漱石は小さいころ大変だったのだな…かわいそうだよ。その後の神経衰弱もつらかったでしょう。ご家族もどんなにか苦労しただろうと思うと…でも『坊っちゃん』とかおもしろい作品も書いちゃう漱石、大物だったのだろうな…漱石の千円札、一枚だけ手元にある。気の済むまで使わないつもり。
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※このレビューにはネタバレを含みます
妻・夏目鏡子から見た、夫・夏目漱石 夏目漱石に親しみを感じる、読み終えるのが寂しい また、読み返す一冊になると思う 今の世ですとかなり困った夫なのですが、明治の女は情が深く強かった 漱石先生、鏡子さんに甘えとる まあ、かなり鏡子さんに甘い夫でもあったようですが 10歳年下やしな お二人がご夫婦で良かった 奥さん凄いしっかりしてはる いろんなエピソードを読んでから、改めて作品を読み直したく思った 次男・伸六さんの後書きを読むと、漱石先生の行状が怖すぎる… よく見捨てられなかったな… また、“死”が現代より身近であった時代の死生観も考えさせられる ※「文豪」という言葉、「夏目漱石氏剖検(標本供覧)」長与又郎博士述 大正五年十二月十六日講演でも出てきている 「新小説」臨時増刊「文豪夏目漱石」は、大正六年一月二日発売 ※“文豪”という言葉の初出を調べてみる
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