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地球家族 世界30か国のふつうの暮らし
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | TOTO出版 |
発売年月日 | 1994/11/10 |
JAN | 9784887061057 |
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地球家族
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商品レビュー
4.1
35件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世界の標準から自分の生活を見つめることができる画期的な取り組みだと思う。モノを通して、生活や価値観がこんなにも浮き彫りになるものなのか。 90年代の本ということで古さはあるものの、逆に30年経った今読むことで違う面白さがあった。 まずこの30年間でのアジアの大発展。タイや中国で今同じことをやったら、全く違う水準になっているだろう。 逆に日本の生活は、ほとんど今と変わっていないことに気づく。会社員は1時間以上をかけて電車で通勤し、朝は分単位、秒単位の生活。マイホームを持つことが幸せの形。生活はかなりアメリカナイズされており、他国と比較してもかなり多くのモノを所有している。 それなのに、「両親のほうがいい生活をしていた」といっている…。どういった点でそう思うのか、もっと聞いてみたかった。 現代の日本と比較すると、東京にマイホームを持つことはもはや中流ではなく上流ともいえる生活。けれど彼らは自分の生活よりも両親世代の方が良かったという。 現代の日本で同様のインタビューをしたら、物質的には世界的にも恵まれた環境にいながら、自分達を貧しいと感じ、親世代の方が良い暮らしをしていたと答える人が多いのではないか。 物質的に豊かになっても、幸福さを感じられない国。この日本の数十年間は、一体何だったのだろうと虚しく感じる。 30年前から拡大し続ける消費社会。「ほかの誰かがもっているものがほしいと同時に、自分自身であり続けたいと思っている」社会。「資本主義の流れに浮かびながら、自分の足で堅い地面をさがしている」。出版時に投げかけられた問いには今も答えはなく、むしろ世界的な不安が拡大しているように思う。 ヨーロッパの国々は、日本人が持つイメージよりもかなり保守的な生活をしている。このことからも日本の生活がアメリカカルチャーの影響を色濃く受けていることがわかった。
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「申し訳ありませんが、家の中のものを全部、家の前に出して写真を撮らせて下さい」 ・・・地球上に住む人間に共通のヒュ-マニティと、豊かな社会(国)と貧しい社会(国)を隔てる物質(持ち物)や環境の落差という両方の側面を、同時に捉えようと、約30年前の「国連国際家族1994」に向けて企...
「申し訳ありませんが、家の中のものを全部、家の前に出して写真を撮らせて下さい」 ・・・地球上に住む人間に共通のヒュ-マニティと、豊かな社会(国)と貧しい社会(国)を隔てる物質(持ち物)や環境の落差という両方の側面を、同時に捉えようと、約30年前の「国連国際家族1994」に向けて企画された、写真と統計を通して〝世界30か国の普通の暮らし〟の風景から思索する家族とは?・・・生活水準が持ち物の量の違いを生む経済格差、出生率の低下、人口減少、開発途上国の多世帯化など、地球規模での地域格差を提起した物言う写真集。
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発刊から30年近く経つので改訂版を望む。水平(地理的)比較だけでなく、時代(経時変化)も追って考察してみたい。
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