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不登校児からの手紙
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社/ |
発売年月日 | 1994/09/10 |
JAN | 9784535560048 |
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不登校児からの手紙
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
約20年前かあ… 当時からは不登校児は増えてるのかな?(手元にある資料ではここ十年横ばいみたいに見えるけど) 当人たちが、著者の先生に宛てた手紙、というまとまった文になっているものを抜粋している。…というかほぼ手紙なので、とてもたくさん事例があったし、考え方が全然違うのがわかりやすかったし、なにより専門的なことというより本人たちの話ばかりのっているので読みやすかったです。 興味深かったのが、 ・不登校をきっかけに、そのご両親がたくさん話し合いや喧嘩をするようになり、そのおかげで仲良くなった事例があったこと。(仲悪くなるばかりではなくて、こう腹をわったことで逆に仲良くなるのはある種の理想ですが、実際にあると知って驚きました) ・不登校の理由は特にない、とたくさんの元不登校児が答えたこと(思えば、私も漠然とした不安で、不登校になりかかったような) ・少子化や核家族化で、家庭で担えなくなった役割を、援助者が担うことでなんとかなること(ただ、介護とか目に見えるものなら、援助もしやすいが、不登校児の援助はやはり難しいだろうと思う) ・その援助というのも、やはり児童がその大人を「信頼」できなければならない。 今の社会は総じて余裕はなさそうです。 いろんなことを受け入れる。考えを受けいれる。自信をもつ。 大人でも難しいことを、子供の社会(子供のコミュニティと、家族関係と、学校という教育の仕組み)でもがきながら、体と心の成長に翻弄されながら、誰にも教わらずに、子供が一人でできるわけはないのかも
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